エックス線作業主任者は労働安全衛生法により、エックス線装置などを操作する作業の場合は、管理区域ごとに資格者を選任することが義務付けられている必置資格です。
放射線障害を防止するための、確認、管理、調整が仕事になり、活躍の職場としては製品の非破壊検査などの工業分野、医療分野などがあります。
受験資格に制限が無く、どなたでも受験できる国家資格で、かつ必置資格(設置義務資格)ですので、関連ある職場におられる方は、積極的に受験を検討してください。
試験の難易度としては易しいレベルで、その詳細は以下に述べます。
合格率と難易度/偏差値
エックス線作業主任者試験の合格率は35.6%から63.3%、試験の難易度としては偏差値表示で44です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年 | 5,746 | 2,578 | 44.9% |
2022年 令和4年 | 5,960 | 2,648 | 44.4% |
2021年 令和3年 | 5,470 | 1,950 | 35.6% |
2020年 | 4,112 | 2,210 | 53.7% |
2019年 | 5,016 | 3,175 | 63.3% |
2018年 | 5,413 | 3,078 | 56.9% |
2017年 | 5,431 | 2,923 | 53.8% |
試験の概要
受験資格 | 制限なし、 (本人確認証明書の添付が必要) |
試験内容 | 学科:多肢選択式 午前2時間 エックス線の管理に関する知識/10問 関係法令(10問) 午後2時間 エックス線の測定に関する知識/10問 エックス線の生体に与える 影響に関する知識/10問 1科目免除者は午前、午後合計3時間 2科目免除者は午前のみ2時間 以上、全問マークシート方式の 学科試験のみで実技は無い |
合格基準 | 以下の両方の条件を満たすこと。 総得点が、満点中60%以上の得点率 各科目が、満点中40%以上の得点率 |
免除科目 | 第二種放射線取扱主任者免状の 交付を受けた者は、 ・エックス線の管理に関する知識及び、 ・エックス線の生体に与える影響に関する 知識が免除。 ガンマ線透過写真撮影作業主任者 免許試験に合格した者は、 ・エックス線の生体に与える影響に関する 知識が免除。 診療放射線技師、原子炉主任技術者、 第一種放射線取扱主任者の 免状交付を受けた者は、全免除 |
試験日程 試験地 | 各地域で 年3~6回(1、3、5、7、9、11月) ※地区によって異なります。 詳細はこちらを参照。 |
合格発表 | 下記の実施先に問い合わせ |
申し込み 問合せ | 公益財団法人 安全衛生技術試験本部 03-5275-1088 北海道安全衛生技術センター 0123-34-1171 東北安全衛生技術センター 0223-23-3181 関東安全衛生技術センター 0436-75-1141 中部安全衛生技術センター 0562-33-1161 近畿安全衛生技術センター 079-438-8481 中国四国安全衛生技術センター 084-954-4661 九州安全衛生技術センター 0942-43-3381 |
主催団体 | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館9階 TEL 03-5275-1088 |
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関連資格
エックス線作業主任者
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