銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」は金融機関行職員を対象としており試験のカテゴリは「融資・渉外」です。
目的は取引先のDX推進を支援するために必要となる
- 「ビジネスモデルの理解」
- 「データ分析・活用」
- 「デジタル技術」
以上の基本知識と、それらを活用しコンサルティングを行うための実践応用力について、その習得程度を測定します。
試験の概要
申し込み 試験日程 | 2024年6月 新規・特別実施 以降は毎年3月実施下旬 |
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試験内容 | 四答択一式 35問(各 2点) 記述式 2題(各15点) 120分 |
合格基準 | 100点満点中60点以上 (試験委員会にて最終決定) |
受験料 | 7,150円(税込) |
持ち込み | 受験票、筆記用具 (HB程度の鉛筆またはシャープペンシル、 消しゴムのみ) 電卓 (1台のみ、ただし金融計算、 関数、メモ機能付きは不可) |
主催 問合せ | 銀行業務検定試験の日程、 試験日、試験時間は 銀行業務検定協会の母体 (株)経済法令研究会のサイトにて、 常にアップデートされていますので、 下記リンクより参照ください。 経済法令研究会より 全試験種目の試験日と試験時間 お問い合わせは 銀行業務検定協会 経済法令研究会 検定試験運営センター 〒162-8464 東京都新宿区市谷本村町3-21 電話 03-3267-4821 月~金(祝日除く)10:00~15:00 FAX 03-3267-4999 |
出題範囲の詳細
1.顧客ビジネス理解
経営理念/提供価値の整理(3C・STP・MM)/経営資源の整理(技術資源分析・商品分析・営業分析・財務分析)/強みと弱みの分析(バリューチェーン・VRIO分析)/マクロ環境の分析(PEST分析)/業界構造の把握(5F)/今後の方向性の検討(クロスSWOT分析)/ビジョンを描く(ビジネスエコシステム・外部パートナーとの協力・BMC・KGI)/ビジョン実現のための方策(KPI・BSC) 等
2.データ分析
データ分析の手順/データの種類/データの取扱い/データ分析の代表的手法/データ集計/データ可視化/データ加工/検定 等
3.デジタル技術
クラウドコンピューティング/IoT/人工知能(AI)・機械学習/ブロックチェーン技術/AR・VR/ビッグデータと分析/3Dプリンティング/モバイル技術・アプリケーション 等
4.DXの取組み
ビジネスモデルの変革(eコマース・サブスクリプション・プラットフォーム・シェアリングビジネス・マッチング)/売上拡大のためのDX(CRM・MA・デジタルマーケティング・SNS活用)/社内プロセス改善のためのDX(デジタルBPR・コラボレーションツール・BIツール・プロセスインフォマティックス)/金融機関のDX等
※以上、銀行業務検定試験より
合格率と難易度
銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」の合格率は66.51%であり、試験問題は四答択一式が70点(35問)、記述式が30点(2問)の配分で100点満点中60点以上が合格基準で、その難易度は偏差値表示で40です。
DXビジネスデザイン | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024年6月 (第158回) | 842 | 560 | 66.51% |
勉強方法
銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」の勉強方法は銀行業務検定協会の母体である(株)経済法令研究会が発行する「DXビジネスデザイン 公式テキスト&問題集」を読み、その問題集を解き暗記する事が重要です。
公式テキスト&問題集
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Rakuten Books:
Amazon:
以上、楽天とAmazonからですが2者は同様の公式テキストです。
なお、出版社からの書籍説明は以下の内容です。
本書は、DX支援のスキルを向上させ発揮する能力の程度を測る、銀行業務検定試験「DXビジネスデザイン」の公式テキストです。
試験を受ける際に押さえておきたいポイントをまとめており、Chapter2~6の末には確認問題を掲載しているため理解度をチェックできます。
具体的内容は、取引先の現状を理解し支援するために必要な、データ分析やデジタル技術、DXの手法・ツール等の知識に加えて、取引先の課題を把握する方法や解決策の考え方、アドバイス・提案の考え方などを網羅しています。
付録として、金融機関の担当者が取引先のDXをどのようにサポートしていけばよいのか、実践のポイントや留意点をまとめています。付録は、支援活動のハンドブックとして役立つ内容です。
◆目次◆
Chapter1取引先のDXと支援の必要性
Chapter2取引先のビジネス把握に必要な知識
Chapter3データ分析の理論と手法
Chapter4各種デジタル技術の概要と活用
Chapter5DXのソリューションと取組み
Chapter6企業の課題を読み取り提案を考える方法
〈付録〉取引先のDX推進はこうしてサポートしよう
公式テキストと問題集
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