GX検定 ベーシックとは、カーボンニュートラルを推進するスキルに焦点をあてた検定試験です。このGXとはGreen Transformationの事であり、脱炭素社会を実現する目的で、その体系的な知識のベーシック部分を検証します。
なお、GX検定 ベーシックには上位資格があり、その名称と受験資格として以下の内容です。
・GX検定 アドバンスト
カーボンニュートラル実践講座(中級編)の受講者
・GX検定 スペシャリスト
GX検定 アドバンストの合格
カーボンニュートラル実践講座(上級編)の受講者
合格率・合格点と難易度
GX検定 ベーシックの合格率は、初回の2023年第1回試験から2025年第1回試験までの実績として、53.88%から90.91%です。
これらの結果は、実績として得点率60%から70%程度以上を合格点とする、絶対評価を採用しており、GX検定 ベーシック試験の難易度は、偏差値表示で40です。
GX検定 ベーシック | 受験数 | 合格数 | 合格点 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
2025年 第1回 | 1346 | 1053 | 78.2% | |
2024年 第5回 | 1,798 | 1394 | 64 | 77.53% |
2024年 第4回 | 1,278 | 687 | 70 | 53.88% |
2024年 第3回 | 473 | 430 | 70 | 90.91% |
2024年 第2回 | 397 | 318 | 62 | 83.90% |
2024年 第1回 | 381 | 279 | 60 | 73.23% |
2023年 第3回 | 407 | 293 | 71.99% | |
2023年 第2回 | 334 | 258 | 77.25% | |
2023年 第1回 | 165 | 112 | 67.88% |
試験の概要
申し込み 試験日程 | 1年に5回の 申込期間と試験期間は 下記の主催者サイトを参照 ※ 試験期間内の好きな タイミングで受験可能。 |
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試験地 | GX検定はIBT方式を採用、 受験者自身のパソコンと インターネット環境を利用 自宅や会社などから受験。 |
受験資格 | 条件なし |
試験内容 | シラバスより出題 60分、多肢選択式 50問前後 ・脱炭素化の背景 ・脱炭素化に向けた動き ・世界の動向 ・日本政府の動向 ・企業の取組 ・脱炭素の技術 |
合格点 | 得点率70%以上 ※ 試験問題の難易度により 変化する実績と可能性あり |
受験料 | 6,600円(税込) |
主催 問合せ | 株式会社 スキルアップNeXt 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 2丁目40−5 東久ビル 7F |
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関連資格
環境省認定、脱炭素アドバイザーの資格一覧
脱炭素アドバイザー資格の認定制度では、3つの認定レベルを設けています。
以下難易度が低い順にベーシック、アドバンスト、シニアアドバイザーです。
脱炭素アドバイザー ベーシック
試験名ー主催団体
- サステナビリティ検定「サステナビリティ・オフィサー」 一般社団法人金融財政事情研究会
- サステナブル経営サポート 株式会社経済法令研究会(銀行業務検定協会)
- SDGs・ESG金融 株式会社銀行研修社(一般社団法人金融検定協会)
- 炭素会計アドバイザー資格 3級 一般社団法人炭素会計アドバイザー協会
- GX検定ベーシック 株式会社スキルアップNeXt
- JCNAカーボンニュートラル・アドバイザー・ベーシック 一般社団法人日本カーボンニュートラル協会
脱炭素経営アドバイザー アドバンスト
試験名ー主催団体
- GX検定アドバンスト 株式会社スキルアップNeXt
- JCNAカーボンニュートラル・アドバイザー・アドバンスト 一般社団法人日本カーボンニュートラル協会
- サステナビリティ脱炭素アナリスト 一般社団法人金融財政事情研究会
- 炭素会計アドバイザー資格 2級 一般社団法人炭素会計アドバイザー協会
- 脱炭素経営アドバイザー 株式会社経済法令研究会(銀行業務検定協会)
- カーボンニュートラルアドバイザー 株式会社銀行研修社(一般社団法人金融検定協会)
脱炭素シニアアドバイザー
現在、環境省による認定資格は未定です。
同省による「脱炭素シニアアドバイザー」以下のように記載されています。
- 企業の本部・脱炭素専門部署等で専門的なコンサルティングに従事する職員
- 脱炭素に関する包括的なアドバイス(温室効果ガス排出量計測・削減手法の例示、SBT※1目標設定支援、TCFD開示※2支援)ができる
- ※1 Science Based Targets:パリ協定に整合した科学的根拠に基づく中長期の温室効果ガス削減目標
- ※2 TCFD(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures=気候関連財務情報開示タスクフォース)が提言する情報開示の枠組みに基づいて気候関連情報を開示すること
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