一般社団法人 金融検定協会が主催する、マネー・ローンダリング対策実務2級検定試験は、金融庁が金融機関等に対して、マネロン防止体制整備の底上げを強力に要請していることに関連し、この試験は、その要請に応じられるよう、金融機関役職員の基本的なマネロン関連法令・実務知識の習得度合いを試します。
試験の概要
| 申し込み 試験日程 | 申し込み: 9月上旬~10月上旬 試験日:11月下旬 |
|---|---|
| 試験地 | 全国主要約110都市で開催 |
| 試験日 試験内容 | 試験方式:会場型ペーパー方式 第87回金融検定試験 開催日時:2025年11月23日(日) 13時30分~16時00分 ・CBT方式を選択 四答択一式 50問 1.マネーローンダリング対策の基礎知識 マネロン防止の必要性/ マネロン対策ガイドライン/ 情報の取扱い/疑わしい取引/ 金融機関職員の役割 他 2.犯罪収益移転防止法の概要 取引時確認に関する規定/ 高リスク取引に関する規定/ 継続的な顧客管理/ 監督指針・ガイドライン 他 3.取引開始時の実務対応 取引時確認/ 本人確認の実務/ 疑わしい取引/ 高リスク取引 管理者のための金融サービス提供法 4.取引開始後の実務対策 疑わしい取引の参考事例と判断基準/ 再度の確認が必要な場合/ 米国金融口座情報の提供 他 |
| 合格基準 | 60点以上、 但し試験結果を踏まえ 試験委員会で決定 |
| 受験料 | 5,500円(税込) |
| 主催 問合せ | 一般社団法人 金融検定協会 株式会社 銀行研修社 【本社】 東京都豊島区北大塚3-10-5 電話:03-3949-4101(代) 【大阪営業所】 大阪市北区浪花町13-38 千代田ビル北館 4階 電話:06-6374-8141(代) |
合格率と難易度
公式サイトにてマネー・ローンダリング対策実務2級の合格率は40%台で推移とされています。かたやその難易度はそこまで難しくないという受験者の意見もあります。そして合格とされるのはマネー・ローンダリング対策実務2級検定試験模擬問題集[PR]を基準に正答率を60%程度以上とされており、想定される難易度は偏差値表示で50です。
勉強方法
公式サイトにて記載されているほどは難しくなく、過去問(模擬問題含む)マネー・ローンダリング対策実務2級検定試験模擬問題集[PR]の反復練習で充分という意見も見受けます。このような場合は、まずは問題集の反復で100点満点をキープして、その後に初見問題で60点~70点程度の正答率を目指し、それを判断基準としましょう。
テキスト内容
<テキスト1> マネーローンダリングの基礎知識と営業店の態勢整備
序 章 マネーローンダリング対策の基礎知識
1.マネーローンダリングとは
2.マネーローンダリングの最新情勢
3.マネーローンダリング対策に係る国際的取組み
4.マネーローンダリング防止の必要性
5.犯罪収益移転危機度調査書及びリスクの高い顧客
6.マネーローンダリング対策における情報の取扱い
7.「疑わしい取引」とは何か(マネロンガイドラインで対応が求められる事項)
8.金融機関営業店の行職員の役割
第1章 犯罪収益移転防止法(犯収法)の概要
1.取引時確認(本人確認)に関する規定
2.高リスク取引に関する対応
3.継続的な顧客管理
4.内部管理体制の構築に関する定め~法律・政省令・ガイドライン~
5.確認記録の作成義務等
6.外為法規則との関連
7.金融庁監督指針のポイント
第2章 Q&Aで見る営業店の態勢整備
<テキスト2> 取引開始時と取引開始後におけるマネーローンダリング対策
第1章 Q&Aで見る取引開始時における実務対応
第2章 Q&Aで見る取引開始後における対策
金融検定協会マネー・ローンダリング対策実務2級検定試験対応講座より転載
参考書、過去問(PR)
Rakuten Books:
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