2023年3月11日に実施された第154回銀行業務検定試験「年金アドバイザー4級」の結果が発表されました。
応募者数 839 名中受験者は 768 名で、合格者は332 名でした。合格率は 43.23%、平均点は 56.35点で、ともに前回を下回りました。
銀行業務検定の年金アドバイザー4級とは、銀行など主に金融業において窓口業務または渉外業務を担当者する初期段階の人に資格の取得が推奨されています。
年金アドバイザーの資格試験は1級から4級まであるのですが、試験の難易度から考え最初の受験は4級でも良いのですが、 年金アドバイザー3級もすぐに受験で良いレベルです。
ちなみに冒頭に書きました勉強時間30時間で合格率86%実績は、年金アドバイザー3級の通信講座を指しています。
近年の年金アドバイザー4級の合格率は57.30%から66.47%、受験者数と合格率の詳細は以下の通りで、試験の難易度は偏差値表示で40です。
ちなみに3級試験の平均合格率は38%で難易度は偏差値表示で43です。
この38%合格率が30時間の勉強で86%合格率(2021年度3級試験)にできたわけです。
最初にどちらを受験するか迷う方は、CBTも使い4級と3級の両方を受験すれば良いでしょう。
年金アドバイザー3級も4級もは60%の正答率で合格できる絶対評価を採用しています。
つまり6割以上の正答率の基準をクリアすれば合格できるのですが、金融業に従事する人にとって、一応の勉強さえしておけばこの試験問題の難易度は低く簡単なため、年金アドバイザー3級・4級は勉強方法を間違えなければ合格して当然の資格試験とも言えます。
独学でも合格は可能ですが、 年金アドバイザー3級の通信講座30時間の勉強時間で2021年3月の合格率が86%という実績の勉強方法もありますので、下に紹介します記事を参考にしてください。
年金アドバイザー4級の試験概要
公開試験
以下公式サイトより
出題形式 | 三答択一式 50問(各2点) |
---|---|
科目構成 | (1)年金の基礎 30問 (2)老齢給付 10問 (3)障害・遺族給付 6問 (4)セールス・その他 4問 |
合格基準 | 満点の60%以上 (試験委員会にて最終決定) |
試験時間 | 90分 試験開始後60分間, 終了前10分間は退席禁止 |
持込品 | 受験票 HBの鉛筆 消しゴム 電卓(1台のみ使用可。 ただし、金融計算電卓、 関数・メモ機能付きは不可) |
CBT
CBTとは「Computer Based Testing」の略称で、コンピュータを使った試験方式のこと。
CBTの多くが1年間を通じて好きな日時で受験できる上、試験会場となるテストセンターも47都道府県のすべての県に国内最大300ヶ所以上の会場があります。
CBTは公開試験に比較し、PC画面での解答になり、計算もPC上の電卓で計算します。
持ち物として:本人確認証
注意点として:試験教室には、スマートフォン等通信機能やカメラ機能を搭載した機器の持ち込みが禁止されています。万が一、試験中に持ち込みが発覚した場合は、その場で試験中止(欠席)となりますのでご注意ください。
年金アドバイザー4級試験の合格率と難易度、偏差値
合格率
近年の年金アドバイザー4級の合格率は43.23%から66.47%、受験者数と合格率の詳細は以下の通りです。
試験日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年3月 (第154回) | 768名 | 332名 | 43.23% |
2022年3月 (第151回) | 1,075名 | 616名 | 57.30% |
2021年3月 (第148回) | 1,208名 | 803名 | 66.47% |
2020年3月 (第145回) | 中止 | – | – |
2019年3月 (第142回) | 1,323名 | 796名 | 60.17% |
2018年3月 (第139回) | 1,510名 | 907名 | 60.07% |
2018年3月 (第136回) | 1,540名 | 963名 | 62.53% |
難易度・偏差値
年金アドバイザー4級(銀行業務検定)の 難易度は偏差値表示で40です。
年金アドバイザー4級の試験日程、試験日とCBTの申し込み
銀行業務検定試験の日程、試験日、試験時間は銀行業務検定協会の母体(株)経済法令研究会のサイトにて、常にアップデートされていますので、下記リンクより参照ください。
経済法令研究会より
株式会社CBT-Solutionsより
お問い合わせは
銀行業務検定協会
(経済法令研究会 検定試験運営センター)
〒162-8464 東京都新宿区市谷本村町3-21
電話 03-3267-4821
月~金(祝日除く)10:00~15:00
FAX 03-3267-4999
年金アドバイザー4級の勉強方法。公式テキスト、過去問と通信教育
勉強方法と勉強時間
金融機関に働いている、または目指す学生の方々が受験と考えた場合に、 年金アドバイザー4級試験問題の難易度が、少々低すぎるように思います。
それでも不合格の人が出る、その理由は例えば銀行から受験の指示を受け、とりあえず試験の申し込みはしていたが、まったく受験準備をしていなかった。
このような例は多いはずです。
試験内容およびその難易度の実際は、独学であれ通信講座であっても、勉強方法を間違えなければ年金アドバイザー3級であっても30時間の勉強で合格できるレベルですので、4級だけではなく3級もCBTもありますので、同時期に両方の受験をおすすめします。
独学
以下は過去問重視の独学、勉強方法ですが参考にしてください。
・テキストにとりあえず目を通す
・過去問1回分を90分で行う
・即採点(当初は点数を気にしない)
・解説文の熟読
・間違った部分のテキスト参照とノート作成
・できる範囲で多くの過去問を行う
・以上を同じ過去問で常に満点になるまで反復周回する
・模擬問題集で自己の実力を調べる。
おすすめの通信講座。2023年3月試験の合格実績95.0%
この講座は本来年金アドバイザー3級が対象なのですが、初学の方々で4級からではなく3級から始める方もいらっしゃいます。
そして1回で合格を前提とする場合は、数字が証明するこの講座がおすすめです。
費用は28,800円。
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金融機関
508団体(銀行115、証券会社99、信用金庫·労働金庫·信用組合235、他59)
うち77団体(銀行48、証券会社4、信用金庫·労働金庫等25)が専用サーバでの受講管理システムを採用
うち51団体(銀行39、信用金庫·労働金庫等12)がコンテンツ保護(印刷・保存・画面キャプチャの禁止)機能を利用し、自宅等において社内文書を閲覧できる環境を構築
銀行業務検定、各試験の詳細ページ
年金アドバイザー4級
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