技術士・技術士補。一次試験と二次試験、部門別の合格率と難易度/偏差値

国家資格

技術士・技術士補は国家資格であり、名称独占資格です。

一次試験合格者やその合格に相当する者で登録を受けた者が「技術士補」。

二次試験に合格し、登録を受けた者が「技術士」。

一次試験の免除項目としては文部科学大臣が指定の教育課程を修了した(JABEE認定プログラム修了者で文部科学大臣が告示した教育課程の修了者)者は技術士補となる資格を有し、技術士第一次試験が免除されます。

技術士試験は、受験資格に制限が無い一次試験の場合は比較的合格しやすい試験ですが、4年以上の実務経験が必要な二次試験は難易度が高くなります。

科目により難易度は異なります。
近年合格率は、一次:31.3%~51.4%。二次:9.1%~13.3%ほどですが、科目合格のシステムは有りませんので、不合格の場合は再受験になります。

筆者は通常独学をお勧めする傾向にあるのですが、技術士試験の場合は独学での合格はよりは通信講座の利用がおすすめです。

技術士、第一次試験の合格率

技術士、第一次試験、全科目の総合人数の場合の合格率は31.3%から51.4%。

技術士第一次試験の技術部門別の合格率は、11.3%から68.8%。

以上の幅があるが、詳細は以下のようになる。

第一次試験、総合の合格率

試験日受験者数合格者数合格率
2017年
平成29年
17,739名8,658名48.8%
2018年
平成30年
16,676名6,302名37.8%
2019年
令和元年
13,266名6,819名51.4%
2020年
令和2年
14,594名6,380名43.7%
2021年
令和3年
16,977名5,313名31.3%
技術士、第一次試験の合格率

第一次試験、技術部門別の合格率(令和3年)

部門受験者数合格者数合格率
機械部門1,752名599名34.2%
船舶・海洋部門16名11名68.8%
航空・宇宙部門46名22名47.8%
電気電子部門1,548名513名33.1%
化学部門192名93名48.4%
繊維部門32名17名53.1%
金属部門99名41名41.4%
資源工学部門12名3名25.0%
建設部門8,581名2,483名28.9%
上下水道部門1,092名346名31.7%
衛生工学部門302名107名35.4%
農業部門646名239名37.0%
森林部門288名102名35.4%
水産部門73名17名23.3%
経営工学部門228名102名44.7%
情報工学部門581320名55.1%
応用理学部門302名80名26.5%
生物工学部門131名50名38.2%
環境部門955名108名11.3%
原子力・
放射線部門
101名60名59.4%
合計16,977名5,313名31.3%
技術士、第一次試験、技術部門別の合格率(令和3年)

技術士、第二次試験の合格率

技術士、第二次試験、全科目の総合人数の場合の合格率は9.1%から13.3%。

技術士第二次試験の技術部門別の合格率は、10.0%から26.4%。

以上の幅があるが、詳細は以下のようになる。

第二次試験、総合の合格率

試験日受験者数合格者数合格率
2017年
平成29年
(22,910)
26,253名
(3,175)
3,501名
(13.9)
13.3%
2018年
平成30年
(22,635)
25,914名
(2,146)
2,355名
(9.5)
9.1%
2019年
令和元年
(21,146)
24,326名
(2,329)
2,819名
(11.0)
11.6%
2020年
令和2年
(17,783)
20,365名
(2,098)
2,423名
(11.8)
11.9%
2021年
令和3年
(20,161)
22,903名
(2,261)
2,659名
(11.2)
11.6%
技術士、第二次試験の合格率

注:( )は総合技術監理部門の数を除いたもの。

第二次試験、技術部門別の合格率(令和3年)

部門受験者数合格者数合格率
機械部門871名121名13.9%
船舶・海洋部門12名3名25.0%
航空・宇宙部門35名5名14.3%
電気電子部門1,077名108名10.0%
化学部門134名24名17.9%
繊維部門39名10名25.6%
金属部門72名19名26.4%
資源工学部門24名3名12.5%
建設部門13,311名1,384名10.4%
上下水道部門1,399名185名13.2%
衛生工学部門499名51名10.2%
農業部門702名80名11.4%
森林部門259名59名22.8%
水産部門107名11名10.3%
経営工学部門210名16名7.6%
情報工学部門373名29名7.8%
応用理学部門544名92名16.9%
生物工学部門27名5名18.5%
環境部門411名48名11.7%
原子力・
放射線部門
55名8名14.5%
総合技術監理2,742名398名14.5%
合計22,903名2,659名11.6%
技術士、第二次試験、技術部門別の合格率(令和3年)

技術士試験の難易度/偏差値

技術士試験の難易度は偏差値表示で70です。

試験概要

受験資格技術士補となる資格
(技術士第一次試験の合格者
あるいはそれと同等と認められる者)
を有し、次のいずれかに該当する者

・技術士補に登録し、技術士補として
通算4年を超える期間技術士を
補助したことのある者

・技術士補となる資格を有した日から、
科学技術に関する専門的応用能力を
必要とする事項についての計画、研究、
設計、分析、評価またはこれらに関する
指導の業務を行う者の監督のもとに
当該業務に従事した期間が
通算4年を超える者

・科学技術に関する専門的応用能力を
必要とする事項についての計画、研究、
設計、分析、試験、評価またはこれらに
関する指導の業務に従事した期間が
通算7年を超える者

※ 上記それぞれについて、
大学院の期間を有する者は、
2年を限度として、その期間を
短縮することができる

※上記それぞれについて、
総合技術監理部門を受験する場合は、
さらに3年が必要
試験内容21の技術部門の中から、
あらかじめ選択する1技術部門に
対応する「必須科目」。

各技術部門に設定された「選択科目」
の中から、あらかじめ選択する
「選択科目」の試験が行われる。

技術部門

・機械部門
・船舶・海洋部門
・航空・宇宙部門
・電気電子部門
・化学部門
・繊維部門
・金属部門
・資源工学部門
・建設部門
・上下水道部門
・衛生工学部門
・農業部門
・森林部門
・水産部門
・経営工学部門
・情報工学部門
・応用理学部門
・生物工学部門
・環境部門
・原子力・放射線部門
・総合技術管理部門

筆記試験

総合技術管理部門以外

・必須科目I:(択一式)
当該技術部門全般にわたる専門知識

・選択科目II:(記述式)
当該選択科目に関する
専門知識および応用能力

・選択科目III:(記述式)
当該選択科目に関する課題解決能力

総合技術管理部門以外

・必須科目I:(択一式)
総合技術監理部門に関する
課題解決能力および応用能力

・必須科目II:(記述式)
総合技術監理部門に関する
専門知識および応用能力

口頭試験

技術士として適格性を判定することを
主眼とし、筆記試験の答案および
業務経歴を踏まえ実施する。
試験日程願書受付期間
4月上旬~5月上旬

筆記試験:
7月中旬
口頭試験:
11月下旬~1月下旬
合格基準・一次試験:
基礎科目:50%以上の得点率
専門科目:50%以上の得点率
適正科目:50%以上の得点率

・二次試験:
総合技術監理部門を除く技術部門
必須科目
(技術部門全般にわたる専門知識):
60%以上の得点率

選択科目:
(選択科目に関する専門知識・
応用能力)
:60%以上の得点率

選択科目:
(選択科目に関する課題解決能力)
:60%以上の得点率

総合技術監理部門:
必須科目
(総合技術監理部門に関する
課題解決・応用能力)
:60%以上の得点率

選択科目:
(技術部門全般にわたる専門知識)
60%以上の得点率

選択科目:
(選択科目に関する専門知識・応用能力)
60%以上の得点率

選択科目:
(選択科目に関する課題解決能力)
60%以上の得点率

・口頭試験
総合技術監理部門を除く技術部門

技術的体験を中心とする経歴の
内容及び応用能力:60%以上の得点率

技術者倫理:60%以上の得点率

技術士制度の認識その他
:60%以上の得点率

総合技術監理部門(必須科目)
体系的専門知識:60%以上の得点率
経歴及び応用能力:60%以上の得点率

総合技術監理部門(選択科目)

技術的体験を中心とする経歴の
内容及び応用能力:60%以上の得点率

技術者倫理:60%以上の得点率

経歴及び応用能力:60%以上の得点率
免除
(科目等)
●技術士
・第一次試験の一部免除
平成14年度以前に、第一次試験の合格を
経ずに第二次試験に合格している場合は、
以下の通り試験科目が免除されます。

合格している技術部門と同一の技術部門で
第一次試験を受験する場合は、
基礎科目、専門科目が免除
(適性科目のみ受験)

合格している技術部門以外の技術部門で
第一次試験を受験する場合は、
基礎科目が免除
(適性科目、専門科目を受験)

・第二次試験の一部免除
技術士第二次試験の合格者が、
総合技術監理部門を受験する場合、
既に合格している技術部門・
選択科目に対応する選択科目が
免除されます。
(総合技術監理部門の
必須科目のみのみ受験)

●技術士補
・学歴による共通科目の免除
学校教育法による4年制大学の
理科系統の課程を卒業した者

旧制大学の理科系統の課程を卒業した者

旧制高等師範学校の理科系統の専攻科の
課程を卒業した者及び
旧制高等師範学校又は
女子高等師範学校の
修業年限1年以上の理科系統の
研究科の課程を修了した者

修業年限5年以上の旧制専門学校の
理科系統の課程を卒業した者及び
修業年限4年以上の旧制専門学校の
理科系統の課程を卒業し、
かつ修業年限1年以上の理科系統の
研究科の課程を修了した者

防衛大学校の理科系統の課程を
卒業した者又は
防衛医科大学校を卒業した者
水産大学校
(旧水産講習所を含む)を卒業した者
海上保安大学校を卒業した者
職業訓練大学校
(旧中央職業訓練所又は
旧職業訓練大学校の
長期指導員訓練課程を
修了した者を含む)
長期課程を修了した者
気象大学校大学部を卒業した者

・資格による共通科目の免除
公害防止主任管理者
公害防止管理者
(大気1・3種、水質1・3種)
高圧ガス製造保安責任者
(甲種化学、甲種機械、第1種冷凍機械)
エネルギー管理士
電気主任技術者(第1種、第2種)
ダム水路主任技術者(第1種)
ボイラー・タービン主任技術者
(第1種)
ガス主任技術者(甲種)
総合無線通信士(第1級)
陸上無線技術士(第1級)
技術検定1級合格者
(1級建設機械施工管理技士、
1級土木施工管理技士、
1級管工事施工管理技士、
1級造園施工管理技士、
1級建築施工管理技士、
1級電気工事施工管理技士)
測量士
受験地・一次・二次試験
北海道、宮城県、東京都、神奈川県、
新潟県、石川県、 愛知県、大阪府、
広島県、香川県、福岡県、沖縄県

・二次試験(口頭試験)
東京
受験申込
問合せ
公益社団法人
日本技術士会技術士試験センター
03-3461-8827
公式サイト公益社団法人
日本技術士会技術士試験センター
通信講座STUDYingの通信講座

アガルート・技術士通信講座
技術士の試験概要

過去問、テキスト、参考書

ペーパー書籍

技術士の過去問、テキスト、参考書1

技術士の過去問、テキスト、参考書2

電子書籍、技術士のKindle本

0円表示が多数。隙間時間にスマホで勉強

Kindle電子書籍、技術士の過去問、テキスト、参考書

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通信講座

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STUDYingの通信講座

アガルート・技術士通信講座

免除に関連した資格

以下の資格は主に資格による共通科目の免除に関連しています。

公害防止主任管理者
(大気1・3種、水質1・3種)

高圧ガス製造保安責任者
(甲種化学、甲種機械、第1種冷凍機械)

エネルギー管理士
電気主任技術者(第1種、第2種)
ダム水路主任技術者(第1種)
ボイラー・タービン主任技術者
(第1種)
ガス主任技術者(甲種)
総合無線通信士(第1級)
陸上無線技術士(第1級)

技術検定1級合格者
1級建設機械施工管理技士
1級土木施工管理技士
1級管工事施工管理技士
1級造園施工管理技士
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
1級電気通信工事施工管理技士
測量士

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