マネジメント検定とは、経営に関する基礎および専門的知識、応用としての経営管理能力や問題解決能力、問題解決能力が以下に述べる難易度順の一定水準に達していることを認定する検定試験です。
マネジメント検定（旧経営学検定）は、2023年の新制度への移行に伴い、現在は下に記載の4つの試験があり、実施されているCBTによる受験は2級及び３級ですが、１級およびマスター（新設）の詳細は追って公式サイトにて発表されます。
- マスター（新設）
- １級（Ⅰ級、（旧上級））
- ２級（Ⅱ級（旧中級（※））
- ３級（Ⅲ級（旧初級））
※旧制度経営学検定試験に基づく中級分野別合格者の移行措置について
2022年度に中級第1分野または第2分野のいずれかを合格された方の移行措置として、2023年度中は新制度試験と並行し、中級試験分野別のみ実施いたします。マイページよりお申込みください。
合格率
マネジメント検定の合格率は２級が55.6%から75.6%、３級が38.1%から67.1%です。
・マネジメント検定2級（旧中級）の合格率
| 2級 （旧中級） | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第39回 2022年 | （第1分野）347 （第2分野）316 | 193 203 | 55.6% 64.2% |
| 第38回 2022年 | （第1分野）304 （第2分野）256 | 194 181 | 63.8% 70.7% |
| 第37回 2021年 | （第1分野）351 （第2分野）334 | 205 238 | 58.4% 71.3% |
| 第36回 2021年 | （第1分野）236 （第2分野）180 | 160 136 | 67.8% 75.6% |
| 第35回 2020年 | （第1分野）411 （第2分野）325 | 252 221 | 61.3% 68.0% |
| 第34回 2020年 | 中止 | – | – |
・マネジメント検定３級（旧初級）の合格率
| ３級 （旧初級） | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第40回 2022年度 | 615 | 258 | 42.0% |
| 第39回 2022年度 | 573 | 305 | 53.20% |
| 第38回 2021年度 | 528 | 346 | 65.50% |
| 第37回 2021年度 | 523 | 351 | 67.1% |
| 第36回 2020年度 | 1127 | 538 | 47.7% |
| 中止 | – | – | – |
| 第34回 2019年度 | 770 | 304 | 39.5% |
| 第33回 2019年度 | 813 | 310 | 38.1% |
難易度
マネジメント検定の難易度は偏差値表示で１級が64、２級が54、３級が45です。
試験科目と範囲
| ２級 | 内 容 |
|---|---|
| マネジメント | マネジメントの基本、経営戦略、 機能別戦略（研究開発戦略、 生産戦略、情報化戦略）組織の マネジメントなど |
| 人的資源管理 | 人的資源管理の原則、 人事制度と雇用管理、労務管理と 労使関係、人と組織に関する マネジメント理論など |
| マーケティング | 市場と企業の関わり、 標的市場の選定、製品戦略、 価格戦略、チャネル戦略、 ロモーション戦略など |
| 会計・ ファイナンス | 企業経営と会計、決算書類と 企業経営、経営財務分析、 企業価値、損益分岐点計算など |
| ３級 | 内 容 |
|---|---|
| 企業論 | 経営とは、企業とは 経営学から何を学ぶか、企業の たち、大規模な株式会社における 企業統治、日本型企業システムなど |
| 経営戦略論 | どうすれば企業は目標を達成 できるか 企業経営と全社戦略、 全社戦略としての成長戦略、 全社的な経営資源の配分、 事業ごとの競争戦略（事業戦略） 経営戦略論の時代的変遷など |
| 機能別戦略 | どのように戦略を実行に移すか マーケティング戦略の基礎 研究開発戦略と生産戦略の基礎 財務戦略の基礎（会計）など |
| 人的資源管理論・ 組織構造論 | 人と組織をいかにマネジメント するか 人と組織のマネジメント 経営組織の形態など） |
| 経営管理論・ 経営組織論 | マネジメント理論はどう展開 してきたか 伝統的な管理論、ホーソン実験と 人間関係論、近代的な管理論、 行動科学にもとづく動機づけと リーダーシップの理論、 比較的新しい組織論の分野など |
試験の概要
| 申し込み 試験日 | マネジメント検定は6月中旬～ 7月下旬と11月初旬～ 12月中旬の年2回実施されます。 （２級・３級） マスター・１級： 公式サイト参照 ２級（第41回） 申し込み：2023年10月3日(火) ～12月12日(火) 10/3（火）～試験日の３日前まで 試験日：2023年11月1日(水)〜 12月15日(金) ３級（第42回） 申し込み：2023年10月3日(火)～ 12月12日(火) 10/3（火）～試験日の３日前まで 試験日：2023年11月1日(水)〜 12月15日(金) ２級・３級は インターネット受付のみ 申込日より3日目以降 （例:10日申込の場合13日以降） の予約が可能 |
|---|---|
| 試験地 | マスター（新設） １級（Ⅰ級（旧上級）） 詳細は決まり次第に公式サイトに掲載 ２級・３級は共通会場にて実施 予約時にご希望の会場及び 空席がない場合があります。 |
| 受験資格 | マスター（新設） １級（Ⅰ級（旧上級）） 詳細は決まり次第に公式サイトに掲載 ・２級（Ⅱ級（旧中級））※ ・３級（Ⅲ級（旧初級）） 受験資格に制限なし ※2022年度に中級第1分野または 中級第2分野いずれかの合格者に限り、 移行措置として 中級第1分野・第2分野を受験可能。 |
| 試験内容 | マスター（新設） １級（Ⅰ級（旧上級）） 掲載待ち ２級（Ⅱ級（旧中級）） ①出題形式： 多種選択問題(4肢択一)100問 ②試験時間：120分 ・マネジメントに関する知識、 課題を解決するために必要となる 知識を習得しているかを判定。 ・ビジネスパーソンが身につける べき経営知識、問題解決に関する 知識が求められます。 ※経営学検定中級（旧制度）に相当 ３級（Ⅲ級（旧初級）） ①出題形式： 多種選択問題(4肢択一)50問 ②試験時間：60分 ・経営学(マネジメント)に関する基礎 基本的知識を習得しているかを判定。 ・経営学部やマネジメント関連学部の 大学生が、習得しておくべきレベルの 知識が求められます。 ※経営学検定初級（旧制度）に相当 |
| 合格基準 | マスター（新設） １級（Ⅰ級（旧上級）） 詳細は決まり次第に公式サイトに掲載 2級（Ⅱ級（旧中級））） 100点満点中60点以上、かつ 各科目正答率40％以上で合格。 ※移行措置として2023年度に限り 中級第1分野・第2分野も実施 ３級（Ⅲ級（旧初級）） 100点満点中60点以上 |
| 受験料 | マスター（新設） １級（Ⅰ級（旧上級）） ２級（Ⅱ級（旧中級））:11,000円 ３級（Ⅲ級（旧初級））:6,600円 |
| 持ち物 | CBTによる試験は 本人確認証 ※電卓持ち込み不可、 画面上にて利用可能です。 |
| 変更 | ２級・３級のCBT受験に関し 受験者都合による 受験日・会場の変更キャンセルは、 マイページより受験日の３日前 （例：受験日が10日の場合は７日） まで可能です。 キャンセル処理の方法および 手数料について、詳しくは こちらを参照。 |
| 合格発表 | ２級・３級試験は同日 CBT方式のため、その場で合否が 判定されます。試験終了後、 会場でスコアレポートを プリントアウトしてください。 合格証が別途必要な場合は 別途事務局にお申込みください。 合格証明書発行手数料：1,100円 |
| 主催 問合せ | 試験の内容についてのお問合せ 一般社団法人 日本経営協会 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8 電話：03-3403-1472 CBTS受験者専用サイト 試験の申込方法や当日について 受験サポートセンター 電話：03-5209-0553 CBTの受験に関するお問い合わせ |
履歴書に記載
マネジメント検定に関し以下は履歴書への記載例です。
令和○年○月○日
マネジメント検定○級 合格
主催: 一般社団法人日本経営協会
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