銀行業務検定試験の信託実務3級は、合格基準が6割正答率以上の絶対評価なのですが、試験の難易度にバラツキがあるため合格率が上下します。
受験に向けての勉強時間は2~4週間。
試験は過去問の類似問題であることが多いで、過去問&問題解説集を3周以上を周回する事と、その結果の満点維持が受験結果の合格に繋がります。
信託実務3級の試験日程と申し込み
銀行業務検定試験の日程、試験日、試験時間は銀行業務検定協会の母体(株)経済法令研究会のサイトにて、常にアップデートされていますので、下記リンクより参照ください。
経済法令研究会より
株式会社CBT-Solutionsより
お問い合わせは
銀行業務検定協会
(経済法令研究会 検定試験運営センター)
〒162-8464 東京都新宿区市谷本村町3-21
電話 03-3267-4821
月~金(祝日除く)10:00~15:00
FAX 03-3267-4999
試験概要
公開試験・ 信託実務3級
以下公式サイトより2021年例:
出題形式 | 五答択一式 50問(各2点) |
---|---|
科目構成 | (1)信託の基礎 15問 (3)従業員福祉に関する信託 7問 (4)証券に関する信託 8問 (5)資産流動化に関する信託 4問 (6)動産・不動産に関する信託 4問 (7)その他の信託・併営業務 7問 |
合格基準 合格点 | 満点の60%以上 (試験委員会にて最終決定) |
試験時間 | 2022年6月試験より順次変更で 120分試験になりました。 終了前10分間は退席禁止 |
持込品 | 受験票 HBの鉛筆 消しゴム |
CBT信託実務3級
試験名 | CBT信託実務3級 |
---|---|
受験資格 | 制限なし |
再受験 | 何回でも受験予約可能 |
出題形式 | CBT五答択一式50問 120分 |
科目 | (1)信託の基礎 15問 (2)定型的な金銭の信託 5問 (3)従業員福祉に関する信託 7問 (4)証券に関する信託 8問 (5)資産流動化に関する信託 4問 (6)動産・不動産に関する信託 4問 (7)その他の信託・併営業務 7問 |
過去問 テキスト | 以下は書籍の(PR)です。 全て公式サイトで紹介されている教材で 公開試験とCBT両方に共通 ①がAmazon、②が楽天Booksのリンク 信託実務3級 問題解説集 ① ② 信託の基礎 ① ② |
申込み | 4月下旬~翌年3月下旬 |
試験日 | 5月上旬~翌年3月下旬 |
会場 | 全国の共通会場にて実施 各会場ごとのスケジュールは 受験者マイページより確認。 |
申込方法 | <個人申込> インターネット受付のみ 申込日より3日目以降の予約が可能 <団体申込> 経済法令研究会 CBT試験担当 電話:03-3267-4821までお問合せ。 |
受験票 | 受験票の発送はありません。 予約完了時の確認メールに 試験日程・会場のご案内あり |
当日について | 持ち物本人確認書類 ※電卓持ち込み不可、 計算は画面上にて利用可能です。 ※スマートフォン等不可 |
合格基準 | 100点満点中60点以上 |
結果発表 | 即時判定。 試験終了後に、全受験者に スコアレポート・ 出題項目一覧が配布されます。 受験日の翌日以降、 合格者はマイページから 合格証書をダウンロード。 ①こちらよりマイページにログイン ②【CBT申込】をクリック ③申し込んだ試験の【申込・受験履歴】 をクリック |
試験後の手続 | なし |
CBT試験概要は上記の公開試験の内容に準じます。
・試験時間は。同様の120分です。
・持ち物は本人確認証
信託実務3級の合格率と難易度
信託実務3級試験の合格率は26.32%から63.84%で難易度は偏差値表示で48です。
試験日 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024年6月 (第158回) | 294 | 121 | 41.16% |
2023年6月 (第155回) | 344 | 166 | 48.26% |
2022年6月 (第152回) | 718 | 189 | 26.32% |
2021年6月 (第149回) | 1,756 | 1,121 | 63.84% |
2020年10月 (第147回) | 2,819 | 1,262 | 44.77% |
2019年6月 (第143回) | 4,310 | 1,761 | 40.86% |
2018年6月 (第140回) | 4,548 | 1,574 | 34.61% |
2017年6月 (第137回) | 4,222 | 2,002 | 47.42% |
信託実務3級の勉強方法と勉強時間
信託実務3級試験の勉強方法は、過去問を周回する事を中心とします。
その勉強時間は2週間~4週間を目安とし、過去問の自己採点結果が満点維持できるようになれば、実力の確認として模擬試験を複数回行い、コンスタントに合格点が取れるかどうかを自己採点する方法です。
1. テキストはとりあえず事前に目を通す程度とし、以降は疑問点の確認に使用する。
2. 過去問を解答するだけでなく、スピードアップを心がけ、時間内に解答と見直しをして自己採点。
3.当初は過去問の点数の結果は気にせず、解説文を熟読し要点をノート付け。
4. 過去問は同じ問題を何年か分を周回し、回数を重ねればすべて満点になる事を前提とする。
5. 上記、解答のスピードアップ、自己採点、解説文の熟読と弱点のノート記載は必須
6. 模擬テストで実力を確認する。
信託実務3級の公式テキストと過去問
実態として受験者の多くは30代前半の信託銀行員ですが、世に多くある資格試験の中での、 信託実務3級試験の難易度は初級レベルですので、学生時代や20代前半での受験をおすすめします。
公開試験は1年に1回ですが、それにこだわらずCBTで何度でも受験しても良いでしょう。
〔PR〕信託実務の基礎(経済法令研究会)と信託実務3級の問題解説集
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銀行業務検定、各試験の詳細ページ
信託実務3級
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