陸上自衛隊高等工科学校生徒とは、中学校卒業(卒業見込み含む)17歳未満を受験資格者としており、入学後の身分は特別職国家公務員として、各種技術の専門教育を受けること同時に、提携する通信制高等学校に入学し、生徒課程修了時に高等学校の卒業資格を取得することができます。
卒業後の目安として19~20歳で3等陸曹に昇任し、一般幹部候補生部内選抜試験及び陸曹航空操縦学生選抜試験に合格を目指します。
あるいは徒課程を修了(見込含)にて、防衛大学校学生・航空学生などへの受験も可能です。
在学中は生徒手当として月額106,900円(令和5年1月1日現在)及び年2回(6月、12月)の期末手当を受給し、衣食住に関しては全員が駐屯地で生活し、宿舎は無料で、食事・被服類・寝具については、支給または貸与され、休日休暇は週休2日制、祝日、年末年始休暇等です。
高等工科学校の生徒になる適性としては、文系よりは理数系に強いあるいは関心が有る人に向いています。
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高等工科学校生徒の処遇
身分 | 高等工科学校生徒・特別職国家公務員 および 提携する通信制高等学校学生 |
---|---|
生徒手当 期末手当 | 特別職国家公務員としての 生徒手当 月額 106,900円 (令和5年1月1日現在) 期末手当 年2回(6月、12月) |
生活 | 全員が駐屯地で無料の宿舎生活、 食事・被服類・寝具は 支給または貸与 |
休暇 休日 | 週休2日制、祝日、年末年始休暇等 |
医療施設 福利厚生 | 自衛隊病院、駐屯地医務室 防衛省共済組合 (宿舎、野球場、テニスコート) 貯金事業/普通・定額積立・定期預金 貸付事業/普通・特別・住宅・財形など 物資販売事業/売店・展示即売会 |
高校卒業 専門教育 | ・高等学校の普通科と同等の教育 生徒課程修了時に高等学校の 卒業資格を取得 ・陸曹として必要な各種技術の専門教育 防衛基礎学や各種訓練を受ける。 |
卒業後の 昇進 進路 | 高等工科学校を卒業後は: ◇生徒陸曹候補生課程修了後 19~20歳で3等陸曹に昇任 その後 一般幹部候補生部内選抜試験及び 陸曹航空操縦学生選抜試験に 合格の場合は幹部に昇任。 ◇生徒課程を修了(見込を含む)で、 ・防衛大学校学生 ・航空学生等 これらを受験する事も可能です。 |
合格率・倍率・難易度・偏差値
陸上自衛隊 高等工科学校一般受験の合格率は11.1%から16.1%、倍率は6.2倍から9.0倍です。そして推薦による受験は合格率34.3%から45.4%、倍率は2.2倍から2.9倍です。
そして陸上自衛隊 高等工科学校の難易度としては偏差値表示で57です。
一般 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
令和3年度 | 1,476 | 237 | 16.1% | 6.2倍 |
令和2年度 | 1,603 | 251 | 15.7% | 6.4倍 |
令和元年度 | 1,843 | 268 | 14.5% | 6.9倍 |
平成30年度 | 2,076 | 277 | 13.3% | 7.5倍 |
平成29年度 | 2,318 | 257 | 11.1% | 9.0倍 |
推薦 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 倍率 |
---|---|---|---|---|
令和3年度 | 303 | 104 | 34.3% | 2.9倍 |
令和2年度 | 241 | 93 | 38.6% | 2.6倍 |
令和元年度 | 196 | 79 | 40.3% | 2.5倍 |
平成30年度 | 152 | 69 | 45.4% | 2.2倍 |
平成29年度 | 142 | 64 | 45.1% | 2.2倍 |
試験の概要
申し込み 試験日程 | 推薦:10月上旬~11月末 一般:10月上旬~翌年1月上旬 |
---|---|
受験資格 | ◇推薦 中卒(見込含)17歳未満の男子かつ 学校長の推薦必要 ◇一般 中卒(見込含)17歳未満の男子 |
試験内容 | ◇一般 ・第1次試験 筆記試験:国語、社会、数学、理科、 英語(中学校卒業程度)、作文 ・第2次試験 口述試験(個別面接) 身体検査 ◇推薦 口述試験、筆記試験(作文を含む。) 及び身体検査 |
合格発表 | 推薦:1月中旬 一般1次:1月中旬 一般最終:2月上旬 |
入隊時期 | 4月上旬 |
主催 問合せ | 自衛官募集 高等工科学校生徒のページ |
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陸上自衛隊 高等工科学校の受験に向けて、勉強方法のご紹介です。
上記載の過去問を入手し 一通りやってみて下さい。
受験範囲として中学3年レベル。
一般受験はマークシート5者択一であり、知識も必要ですが過去問を反復することによる慣れも非常に重要です。
以下は過去問重視の独学、勉強方法ですがかなり効果が見込めますので参考にしてください。
・購入書籍にとりあえず目を通す
・過去問1回分を規定時間内で行う
・1回分の途中で止めない
・即採点(当初は点数を気にしない)
・解説文の熟読
・間違った部分のテキスト参照とノート作成
・同様に多数年の過去問を行う
・同じ過去問で常に満点になるまで反復
・初見の過去問・模擬問題で実力を調べる。
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