統計検定。1級・準1級・2級・3級の難易度

公的資格

統計検定とは、統計に関する知識や統計データをビジネスに活用する能力を評価する試験です。

試験の日程

1級の試験申し込みは9月上旬から10月上旬、試験は11月中旬から下旬に実施されています。

準1級以下の試験の日程は日時と会場が選べるCBT方式(Computer Based Testing)で実施されているため、随時に受付と試験があります。

合格率と難易度レベル

統計検定、1級統計数理の合格率は20.9%から25.8%、1級統計応用の合格率は22.4%から25.8%で、このように1級の合格は他の級と異なり、理論分野と応用分野に分かれており、両方の合格が必要であることから、1級は統計検定の中の最高難易度であって、偏差値表示で72です。

準1級の合格率は20.2%から35.9%、難易度は偏差値表示で70です。

2級の合格率は34.1%から52.8%、難易度は偏差値表示で65です。

3級の合格率は53.9%から81.2%、難易度は偏差値表示で50です。

4級の合格率は58.4%から90.3%、難易度は偏差値表示で35です。

統計調査士の合格率は28.9%から82.5%です。

専門統計調査士の合格率は25.7%から77.2%です。

DS基礎の合格率は34.0%から62.3%です。

DS発展の合格率は49.5%から64.6%です。

DSエキスパートの合格率は30.0%です。

以上の詳細は下表の内容です。

※準1級以下は2022年以降は、CBT試験のみに限定されているため、それ以降はPBT方式受験による「受験者数」、「合格者数」、「合格率」の表示に反映されていません。

1級の合格率

1級「統計数理」:

1級
統計数理
受験者数合格者数合格率
2023年99322322.5%
2022年99822422.4%
2021年87222525.8%
2019年87820223.0%
2018年59212420.9%
統計検定1級「統計数理」の合格率

1級「統計応用」:

1級
統計応用
受験者数合格者数合格率
2023年91821423.3%
2022年91118820.6%
2021年78918924.0%
2019年79312515.8%
2018年54810819.7%
統計検定1級「統計応用」の合格率

PBT準1級・2級・3級・4級・その他の合格率(CBT除く)

準1級:

準1級
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年70416623.6%
2019年85317921.0%
2018年64313020.2%
PBT方式・統計検定準1級の合格率

2級:

2級
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年73124934.1%
2019年4,3071,87143.4%
2018年3,4281,46142.6%
PBT方式・統計検定2級の合格率

3級:

3級
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年32024275.6%
2019年3,5952,34365.2%
2018年3,0892,04066.0%
PBT方式・統計検定3級の合格率

4級:

4級
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年14710772.8%
2019年76548763.7%
2018年70541258.4%
PBT方式・統計検定4級の合格率

統計調査士:

統計調査士
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年1283728.9%
2019年45024053.3%
2018年49527455.4%
PBT方式・統計検定、統計調査士の合格率

専門統計調査士:

専門統計調査士
PBT方式
受験者数合格者数合格率
2021年741925.7%
2019年43314433.3%
2018年3238726.9%
PBT方式・統計検定、専門統計調査士の合格率

統計検定のCBT方式受験者総数

◇統計検定のCBT方式受験者総数

受験者数
2016396
20172,025
20183,538
20195,339
20207,940
202114,674
202221,944
202324,981
統計検定のCBT方式受験者総数

統計検定のCBT方式受験による合格率

◇統計検定のCBT方式受験による合格率

準1級2級3級4級
2016  49.2%81.2%  
2017  52.3%76.0%  
2018  52.7%67.3%  
2019  52.8%72.6%  
2020  50.2%64.5%90.3%
202134.8%48.0%61.9%75.9%
202235.9%49.9%57.1%79.0%
202335.3%49.1%53.9%81.8%
統計検定のCBT方式受験による合格率1

各級各年の合格率

統計
調査士
専門統計
調査士
DS
基礎
DS
発展
DS
Expert
2016          
2017          
2018          
201982.5%        
202075.8%62.5%      
202167.6%77.2%42.8%63.0%  
202267.1%72.0%34.0%49.5%  
202364.4%71.7%62.3%64.6%30.0%
統計検定のCBT方式受験による合格率

過去問と勉強方法・勉強時間

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過去問

統計検定の過去問の内容は公式サイトにて読むことはできますが、受験準備として需要な事は、過去問題の内容に対して、どうしてそのような解答になるか、その解説文の熟読と理解にありますので、公式問題集の購入をお勧めします。

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勉強方法・勉強時間

過去問による勉強

統計検定の勉強方法の一つとして、過去問の理解と、問題を読み解答するまでのトレーニングに過去問の理解は試験合格への重要な要素です。

・過去問1回分を制限時間内で行う
・即採点(当初は点数を気にしない)
・解説文の熟読
・間違った部分のノート作成
・できる範囲で多くの過去問を行う
・以上を同じ過去問で常に満点になるまで周回反復する
・初見の過去問または模擬問題集で自己の実力を調べる
・合格点数に満たない場合は更に周回を重ねる

統計検定の受験に至るまでの、勉強時間に関しては上に記載の「過去問の周回で満点の維持」、「初見の問題集で合格点の維持」この2点を達成するまでの時間を、勉強時間の目安としてください。

模擬問題による勉強

上記の過去問の勉強方法に加え、同じ方法で模擬問題を加える事をお勧めします。

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試験の概要

申し込み

試験日程
1級
試験申し込みは
9月上旬から10月上旬、
試験は11月中旬から下旬。

準1級以下の試験はCBT方式
随時に受付と試験があります。
試験地1級
東京23区内、立川、名古屋、
大阪地域、福岡地域

準1級以下のCBT
全国のCBT会場
受験資格制限なし

試験内容
◇1級・統計数理」
論述式 5問中3問選択:90分
・確率と確率変数
・種々の確率分布
・統計的推測(推定)
・統計的推測(検定)
・データ解析法の考え方と各種分析手法

◇1級・統計応用
文科学、社会科学、理工学、
医薬生物学から1分野を選択。
論述式 5問中3問選択:90分
・共通した事項
・社会科学分野
・人文科学分野
・理工学分野
・医薬生物学分野

準1級
5肢選択式、数値入力問題
25問から30問:90分
・確率と確率変数
・種々の確率分布
・統計的推測 (推定)
・統計的推測 (検定)
・マルコフ連鎖と確率過程の基礎
・回帰分析
・分散分析と実験計画法
・標本調査法
・多変量解析
・時系列解析
・分割表
・欠測値
・モデル選択
・ベイズ法
・シミュレーション,計算多用手法

◇2級
4から5肢選択式
35問前後:90分
・データソース
・データの分布
・1変数データ
・2変数以上のデータ
・データの活用
・推測のためのデータ収集法
・確率モデルの導入
・推測
・線形モデル
・活用

◇3級
4から5肢選択式
30問程度:60分
・データの種類
・標本調査
・実験調査
・統計グラフ
・データの集計
・データの代表値
・データの散らばり
・確率
・時系列データ

◇4級
4から5肢選択式
30問程度:60分
・データの種類
・統計グラフ
・時系列データ
・データの集計
・データの要約
・クロス集計表
・確率の基礎

◇統計調査士
4から5肢選択式 30問:60分
・統計の役割
・統計法規
・統計調査の基本的知識
・統計調査員の役割・業務
・主要な公的統計とその見方・利用

◇専門統計調査士
4から5肢選択式
40問程度:90分
・調査企画
・調査票作成
・標本設計と結果の推計
・データの整理
・調査の種類と特徴
・調査手法(訪問調査)
・調査手法(郵送調査)
・調査手法(電話調査)
・調査手法(インターネット調査)
・調査手法(装置設置型調査)
 視聴率調査,スキャン調査
・調査手法(定点観測調査・
 パネル調査)
データ利活用の手法

◇データサイエンス基礎
多肢選択式、数値・文字入力
45問:90分
・データベース・データマネジメント
・データの可視化
・質的データの分析
・量的データの分析
・確率による意思決定
・時系列データの分析
・テキストマイニング

◇データサイエンス発展
多肢選択式、数値入力
30問程度:60分
・社会におけるデータ・AI 利活用
・データ・AI 利活用における留意事項
・データリテラシー
・数理基礎
・デジタル情報とコンピュータの仕組み
・アルゴリズム基礎
・データ構造とプログラミング基礎
・データハンドリング
・データ取得とオープンデータ
・確率と確率分布
・統計的推測
・種々のデータ解析
・データ活用実践

◇データサイエンスエキスパート
多肢選択式、数値・文字入力
40問程度:90分
・統計基礎
・数学基礎
・計算基礎
・モデリング・AI と評価
合格基準・1級は下記免除を参照
・準1級:60点以上/100点
・2級:70 点以上/100点
・3級:65点以上/100点
・4級60点以上/100点
・統計調査士と専門統計調査士:
 70点以上程度/100点
・データサイエンス基礎、発展:
 60点以上/100点

その試験回の難易度に応じ
合格点の点数補正はあり得ます。
受験料・1級 「統計数理」6,000円
・1級 「統計応用」6,000円
1級「統計数理」と「統計応用」を
同時に申し込みの場合は、合計
10,000円になります。

・準1級8,000円(学割 6,000円)
・2級7,000円(学割 5,000円)
・3級6,000円(学割 4,000円)
・4級5,000円(学割 3,500円)
・統計調査士7,000円
 (学割 5,000円)
・専門統計調査士10,000円
 (学割 ,000円)
・データサイエンス基礎7,000円
 (学割 5,000円)
・データサイエンス発展6,000円
 (学割 4,000円)
・データサイエンスエキスパート
 8,000円
 (学割 6,000円)

以上税込
免除1級合格までの経過措置
統計検定1級合格には、「統計数理」
および
「統計応用(少なくとも1分野)」の
合格が必要です。
「統計数理」にのみ合格した場合、
経過措置として試験合格の
有効期間内に「統計応用」に
合格すれば「1級合格」とします。

同様に「統計応用」にのみ合格した
場合、試験合格の有効期間内に
「統計数理」に合格すれば
「1級合格」とします。
経過措置は9年
(試験合格の有効期間10年間)
です。
合格発表
主催

問合せ
一般財団法人
統計質保証推進協会
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-6

CBT試験サイト
統計検定の概要

就職・転職・求人需要と履歴書

日本国内において「データサイエンティスト」の人材層は厚いとは言えなく、上の級の統計検定合格者には、充分な求人需要が有ります。

証券会社、保険会社、マーケッティング、コンサルティング、各業種の投資部門などですが、履歴書に資格名を記載するとすれば、2級以上をお勧めします。

履歴書の書き方として:

令和○年○月○日 統計検定〇級 合格

所轄・主催:
一般財団法人 統計質保証推進協会

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