保険業界に関連する資格20選を下に記載し、更に各資格の詳細ページにリンク。
および各資格に過去問・参考書等のリンクがあります。
損保一般試験。損害保険募集人
損保一般試験は試験方式としてCBTを採用しており、その試験結果に対する受験データは公表されていませんが、業界において広く言われている事として、試験の合格率は少なくとも90%以上で、試験で満点をとる事も可能と言われており、難易度としては簡単偏差値35レベルです。
損保大学課程
◇専門コースの合格率と難易度
「損害保険プランナー」となる、損保大学課程においての専門コースの試験は「法律単位」と「税務単位」の2科目があり、その両方に合格することで合格者となります。
損保大学課程は、損保一般試験より難しくなりますが、とは言え日本の他の多くの資格試験などと比較して一般的なレベルである事と、試験は単位制であり、1単位または2単位の受験パターンを選択できることから保険業界、金融業界の受験者方々にとっては1カ月程度の勉強時間で多くの受験者の方々が合格しているレベルです。
「法律単位」と「税務単位」の2区分の単位制の試験時間と問題数は、各60分、各20問ですが、100点満点の70点以上を合格者とする絶対評価を合格基準としています。
損害保険プランナーとなる、損保大学課程においての専門コース、単位ベースの合格率は80%前後、同じく単位ベースの難易度は偏差値表示で45です。
◇コンサルティングコースの合格率と難易度
「損害保険トータルプランナー」となる、損保大学課程においてのコンサルティングコースの試験は、1年間にわたる「教育プログラム」の受講に重点を置いており、その期間中に確認テストおよびセミナーがあります。
これらの教育プログラム修了後に試験を受験することができまが、試験時間は80分、問題数40問、合格基準200点満点の140点以上を合格者とする、絶対評価を合格基準としています。
教育プログラムの受講に重点がある事もあり、専門コースと比較して、試験難易度が特に上がるわけではなく、損害保険トータルプランナーとなる、損保大学課程においてのコンサルティングコースの合格率は80%前後、難易度は偏差値表示で45です。
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損害保険登録鑑定人
日本損害保険協会のO&Aページにおいて、「鑑定人試験(1級・2級・3級)は、どの程度の合格率ですか?」という問いに対し、公式サイトの側の解答は「各試験科目の難易度等によって変わりますので、一概に何%とは言えませんが、目安として」というただし書きの上で、損害保険登録鑑定人の合格率は1級5~10%、2級10~20%、3級20~30%で、難易度は、偏差値表示で1級が64、2級が60、3級が56です。
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少額短期保険募集人
少額短期保険募集人試験はCBT方式で行われ、合格基準は、100点満点中70点以上で合格となります。
合格率に関しては、全国一斉公開試験のような公式なデータ発表は現時点有りません。
試験に向けての勉強時間や難易度は多くに人の意見では、1日~3日程度の勉強時間でよく、とても簡単な試験で、難易度は低いと言う意見が大勢で偏差値表示で35です。
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生命保険募集人。生命保険一般課程
生命保険一般課程試験CBTの試験時間は40分で、合格基準は70%以上の正答率であり、合格率は80%程度で、難易度は偏差値表示で40です。
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生命保険専門課程試験と変額保険販売資格試験
全国約140都市で実施されるCBT変額保険販売資格試験は、試験時間を専門課程試験が80分、変額保険販売資格試験40分とし、毎月実施されていますが、1年に3回まで受験する事が可能です。
生命保険専門課程試験と変額保険販売資格試験の出題内容は「正誤選択」と「用語選択」がほとんどで、試験問題自体が簡単であり、その合格基準が100点満点の70点以上という基準であることから、専門課程試験と変額保険販売資格試験の同時期受験の合格率は70%程度、しかし単一試験としての変額保険販売資格試験の合格率としては90%程度であり、日本にある多くの資格試験の中で簡単なレベルで、試験の難易度は偏差値表示で生命保険専門課程試験が45、変額保険販売資格試験が41です。
変額保険販売資格試験の合格者は生命保険協会に登録することにより、変額保険の販売が可能となります。
生命保険 応用課程試験
生命保険応用課程試験は、CBT(Computer Based Testing)で実施されおり、1年に3回まで受験する事が可能です。
試験時間は80分の合格基準は100点満点中70点以上の正答率とされており、応用課程試験の合格率は80%以上と言われていて、これは日本にある多くの資格試験の中で比較して、生保応用課程試験の難易度はとても簡単なレベルであり、偏差値表示で45です。
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生命保険大学課程試験
生命保険大学課程試験は、CBT(Computer Based Testing)で実施されおり、1科目当たり1年に2回まで受験する事が可能です。
試験時間は1科目当たり80分で、1科目ごとの合格基準は100点満点中60点以上という低めの正答率です。
そして大学課程試験の1科目当たりの合格率は、80%以上と言われていますので、これは日本にある多くの資格試験の中で生保大学課程試験、1科目としての難易度はとても簡単なレベルであり偏差値表示で45です。
しかし試験の合格者になるには、2年以内に6科目すべてに合格する必要があるため、この点において資格取得の難易度を若干高めています。
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外貨建保険販売資格試験
外貨建保険販売資格試験の合格率に関しては、詳細情報が情報が公開されていませんので、公式数字ではありませんが、CBT方式で実施される外貨建保険販売資格試験の合格率は、80%程度、難易度としては偏差値表示で40と言われております。
保険仲立人
保険仲立人とは、保険会社の組織に属さず独立した存在であり、保険会社と顧客との間に立ち保険契約の締結を行う者ですが「保険ブローカー」という通称もあり、扱う保険の種類により「損害保険仲立人(損害保険ブローカー)」と「生命保険仲立人(生命保険ブローカー)」に分かれ、その収入(手数料収入)は成約の場合に保険会社より保険仲立人に支払われます。
損害保険仲立人試験の合格率は70%程度で、難易度は偏差値表示で45。
生命保険仲立人試験の合格率は70%程度で、難易度は偏差値表示で45。
アクチュアリー(保険数理士)
アクチュアリー第1次試験の合格率は、数学が12.4%から23.9%、生保数理が12.8%から36.3%、損保数理が13.2%から31.8%、年金数理が13.1%から47.7%、会計・経済・投資理論が14.1%から33.3%です。
アクチュアリー第2次試験の合格率は、生保1が13.5%から17.6%、生保2が13.5%から19.8%、損保1が10.8%から16.4%、損保2が15.3%から24.3%、年金1が10.0%から15.9%、年金2が13.5%から20.0%です。
以上がアクチュアリー第1次試験、第2次試験の合格率ですが各年度の詳細は下表を参照ください。
そしてアクチュアリー試験に合格する難易度としては、偏差値表示で69です。
(PB)プライベートバンカー資格
プライベートバンカー資格の合格率は、プライマリーPBが61.0%から62.5%、シニアPBが24.3%から24.7%、難易度は偏差値表示でプライマリーPBが47、シニアPBが58です。
ファイナンシャルプランニング技能士
ファイナンシャルプランニング技能士検定試験の合格率は、近年FP3級が70%程度、FP2級が25~30%程度、FP1級が70~90%程度ですが、詳細は下に記載のリンク先になりますので、ご参照ください。
試験の難易度としては、FP3級試験の難易度が偏差値表示で37、 FP2級試験の難易度が偏差値表示で53、FP1級試験の難易度が偏差値表示で58です。
AFP認定研修
AFP (Affiliated Financial Planner)とは、ファイナンシャル・プランナー資格レベルの一つの段階であって、CFP (Certified Financial Planner)の前段階になります。
AFP取得に向けての手順は、2級以上のFP技能検定試験の合格と、AFP認定研修の修了の両方が必要とされます。
FP2級の合格基準は6割正答率の絶対評価ですので、規定以上の点数さえ確保すれば受験者全員でも合格できるシステムにはなっているのですが、それにしても実際のところ、半数以上の受験者が不合格になっています。
AFPの難易度はFP2級と同程度で、偏差値表示で53と前記しましたが、上記表の合格率を言見て分かる通り簡単とは言えず「普通レベル」と言って良いでしょう。
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CFP(Certified Financial Planner)
CFPはAFPの上位資格でCFP試験の難易度はファイナンシャル・プランニング技能士1級と同程度です。
CFP資格審査試験は科目別の合格制度を採用しており、全6課目すべてを合格した段階でCFPの合格者とされます。
平均値としてCFP試験のおおよその合格率を述べた場合は以下のようになります。
①CFP資格審査試験の科目別合格率は36%
②CFP資格審査試験の(全6科目)合格率は7%
CFP(Certified Financial Planner)の合格率と難易度。
投資診断士
投資診断士試験の合格基準としては、選択式問題100点満点の60点以上であり、合格率などのデータ公開はされていませんが、合格率は90%以上と言われており、主な受験者が金融関連の方々であるため、その受験者集団の中において、投資診断士資格試験の難易度はかなり簡単なレベルといえます。
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相続診断士
「相続診断士」の試験はCBT多肢選択式 60問を60分で解答し、合格基準は100点満点の70点以上が合格点です。
そして「上級相続診断士試験」はCBT多肢選択式 60問を90分で解答し、合格基準は100点満点の70点以上が合格点です。
相続診断士の合格率は90%前後の合格率で、試験の難易度は易しいレベルです。
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銀行業務検定試験
銀行業務検定試験の一覧をリンクしました。保険に関連した試験も多いのですが、全試験の難易度として偏差値と合格率などを、そして書籍リンクを記載しましたので、参考にしてください。
金融業務能力検定の一覧
金融業務能力検定の一覧をリンクしました。
資格一覧の中には保険に関連した試験も多いので参考にしてください。
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金融コンプライアンスオフィサー認定試験
日本コンプライアンスオフィサー協会主催の「AMLオフィサー認定試験 / コンプライアンスオフィサー認定試験」は、銀行業務検定協会主催で1968年に始まった「銀行業務検定試験」の延長上にあります。
二つの協会は同じグループ上にあり、実施される 「コンプライアンスオフィサー認定試験」の全国一斉公開試験は全種目試験が共通してその母体である(株)経済法令研究会から実施されており、そしてその内の一部種目はCBT方式で申し込み(Computer Based Testing)もできます。
「コンプライアンスオフィサー認定試験」の各認定試験は、 銀行業務検定協会の全面的バックアップがあり、実務的な問題が出題されていると言われています。
金融機関行職員が資質として備えておくべき倫理観や社会的常識、特に法令等に関する習得の度合いを測ることを目的としています。
金融AMLオフィサー/金融コンプライアンスオフィサー認定試験の一覧。
社会保険労務士
国家資格、社会保険労務士試験の合格率は5.3%~7.9%で難易度は偏差値表示で62です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第55回 2023年 | 42,741 | 2,720 | 6.4% |
2022年 | 40,633 | 2,134 | 5.3% |
2021年 | 37,306 | 2,937 | 7.9% |
2020年 | 34,845 | 2,237 | 6.4% |
2019年 | 38,428 | 2,525 | 6.6% |
2018年 | 38,427 | 2,413 | 6.3% |
2017年 | 38,685 | 2,613 | 6.8% |
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税理士
税理士の合格率は15.3%~20.3%、試験の難易度は偏差値表示として68です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2023年 令和5年度 | 32,893 | 7,125 | 21.7% |
令和4年度 | 28,853 | 5,626 | 19.5% |
令和3年度 | 27,299 | 5,139 | 18.8% |
令和2年度 | 26,673 | 5,402 | 20.3% |
令和1年度 | 29,779 | 5,388 | 18.1% |
30年度 | 30,850 | 4,716 | 15.3% |
29年度 | 32,974 | 6,634 | 20.1% |
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金融機関
508団体(銀行115、証券会社99、信用金庫·労働金庫·信用組合235、他59)
うち77団体(銀行48、証券会社4、信用金庫·労働金庫等25)が専用サーバでの受講管理システムを採用
うち51団体(銀行39、信用金庫·労働金庫等12)がコンテンツ保護(印刷・保存・画面キャプチャの禁止)機能を利用し、自宅等において社内文書を閲覧できる環境を構築
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