Linux技術者認定試験 LPIC level1,level2 and level3

民間資格

世にIT関連の資格は多いのですが、年収700万円以上を見込みシステムコンサルタントとして活躍できるLinux技術者認定試験(LPIC)は、特定のベンダーの技術や製品に依存しない認定資格の中で、Webサーバーや企業内の基幹サーバーとして、世界レベルで半数以上にシェアに伸ばしているLinuxのベンダーニュートラル資格です。

資格名は「Linux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)」。Linuxに関連した習熟度の判断基準として国際的に認められており、200か国以上の技術者が受験しています。

Linux技術者認定試験「LPIC」と「LinuC」の違い

LPICとLinuC

LPICとは。その必要性

LPICはLinux技術者認定機関「LPI」(カナダに本部)の日本支部が運営しています。

LPICを取得するという事は、大きなシェアのLinuxを扱いシステムを構築、メンテナンスできるという技術証明です。

システムコンサルタントを業として商談にあたるときは、顧客側がLPIC資格保持者の出席を希望することが多くあります。

サービスを提供する側の商談メンバーとして、専門知識が乏しい部課長に来てもらうよりは、社内役職は主任レベルでも専門知識があり、技術的な顧客の希望に即解答できる、LPIC資格者の出席を顧客側は望みます。

技術的な希望をしっかり理解してもらったうえで、部課長の登場は価格交渉の最終段階で良いというのが顧客ニーズで、要するにLPICは市場から必要とされているという事です。

初学からのLPIC

Linux技術者認定試験(LPIC)の試験システムは初学からエキスパートに対応している事が特徴です。

後記する難易度に分けた3段階のステップアップ型の資格者認定システムは、受験のための勉強自体が、システムコンサルタントとして必須の知識になります。

これから勉強を始める初学の人にとっても、LPICはステップアップの目標が見えていて、かつ求人需要も大きいし資格です。

「LinuC」とは?日本市場に特化したLinux技術者認定試験

以前は上記の「LPIC」のみでした。

この「LinuC」リナックは、Linux技術者認定試験であることに変わりはないのですが、2018年から始まりました。

主催者として

「LPIC」はカナダに本部を置くNPO法人Linux技術者認定機関「LPI(エルピーアイ)」の日本支部

「LinuC」は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI Japan)

Linux自体が海外のものですから、上の2社を一般企業に例えれば

LPICがカナダ本部の日本支店が主催

LinuCは在日本、現地法人が主催

このようにイメージすることができます。

この「LinuC」の特徴ですが

「LPIC」が国際標準を採用しているため、翻訳された教材などの日本語表現がいまいちびみょうーとか、日本市場が求める要素と国際標準とは重点として違うこともあります。

この点を解決しようとして、有識者との面談を重ねて登場したのが「LinuC」です。

その結果である試験内容は、日本でのシステム開発に求められている技術、実需を大きく反映しています。

「LPIC」と「LinuC」どちらの資格にという上下はありません。

LPIC試験内容

LPIC

LPICの受験資格

LPIC Level1

LPIC Level1の受験資格に制限はありません。

どなたでも受験できます。

LPIC Level2

Level1の取得者

LPIC Level3

Level2の取得者

LPICの試験内容

下記2試験の合格が必要な場合、両方の試験を5年以内に合格する事が認定要件です。

LPIC Level1の試験内容

試験はLPI Level1 Exam 101と、102試験:LPI Level1 Exam 102の二つを合格する事で認定されます。

LPI Level1 Exam 101(約60問/90分)

1.システムアーキテクチャ
2.Linuxのインストールとパッケージ管理
3.GNUとUnixのコマンド
4.デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準

LPI Level1 Exam 102(約60問/90分)

1.シェル、スクリプト、およびデータ管理
2.インターフェイスとデスクトップ
3.管理タスク業務
4.必須システムサービス
5.ネットワーキングの基礎
6.セキュリティ

LPIC Level2の試験内容

Levelを取得後、下記2試験取得することでLevel2として認定されます。

LPI Level2 Exam 201(約60問/90分)

1.キャパシティプランニング
2.Linuxカーネル
3.システムの起動
4.ファイルシステムとデバイス
5.高度なストレージデバイスの管理
6.ネットワーク構成
7.システム・メンテナンス

LPI Level2 Exam 202(約60問/90分)

1.ドメインネームサーバ
2.ウェブサービス
3.ファイル共有
4.ネットワーククライアントの管理
5.電子メールサービス
6.システムのセキュリティ

LPIC Level3の試験内容

  • レベル2と、LPIC-3 300試験に合格することで、「LPIC-3 300:Linux Enterprise Professional 混在環境」に認定されます。
  • レベル2と、LPIC-3 303試験に合格することで、「LPIC-3 Linux Enterprise Professional セキュリティ」に認定されます。
  • レベル2と、LPIC-3 304試験に合格することで、「LPIC-3 Linux Enterprise Professional 仮想化とハイアベイラビリティ」に認定されます。
LPIC Level 3【300-100】混在環境(約60問/90分)

1.OpenLDAP の設定
2.認証バックエンドとしてのOpenLDAP
3.Sambaの基礎
4.Sambaの共有の設定
5.Sambaのユーザとグループの管理
6.Sambaのドメイン統合
7.Sambaのネームサービス
8.LinuxおよびWindowsクライアントの操作

LPIC Level 3【303-200】セキュリティ(約60問/90分)

1.暗号化
2.ホストセキュリティ
3.アクセス制御
4.ネットワークセキュリティ

LPIC Level 3【304-200】仮想化とハイアベイラビリティ(約60問/90分)

1.仮想化
2.高可用クラスタ管理
3.高可用クラスタストレージ

LPIC level1.level2.level3の合格基準・合格率、難易度と勉強時間

LPIC level1.level2.level3の合格基準・合格率、難易度と勉強時間

合格基準

各試験とも原則800点満点中、500点(正答率62.5%)以上で合格と言われていますが、「原則」という言葉が付いており、合格ラインの補正も考えられます。

その補正ケースを考慮して65%~75%程度まで想定して模擬問題などの勉強すべきです。

合格率

合格率は資格には公表されていませんが、level1が60%程度で、LPIC全体で35%程度と言われています。

この場合、level2、level3と試験難易度が上がりますので、そのlevel1の60%程度よりLevel2,Level3の段階レベルで各半数以上に合格率が下がると想定すべきで、その結果の全体合格率35%です。

LPIC level1.level2.level3の難易度と勉強時間

LPIC level1の難易度

Level1の難易度は偏差値表示で42

LPIC level2の難易度

LPIC Level2の難易度は偏差値表示で53

LPIC level3の難易度

PIC Level3の偏差値としての難易度は不明なのですが、上記ので53から数字自体は、それほど変化しないと言われていますので、更なる習熟度と理解すべきです。

LPIC level1,level2,level3の勉強時間

公式サイトより

試験勉強時間
Level11か月~3か月程度
Level23か月~半年程度
Level3半年~1年程度
LPIC level1,level2,level3の勉強時間

LPIC level1,level2,level3の試験日と申し込み、受験料、公式サイト

LPIC level1,level2,level3の試験日と申し込み

試験申込みと試験日、試験日程

随時の試験申し込みと試験日です。

①Linux Professional Instituteに登録してLPI-IDを登録する

②上記で取得したIDをピアソンVUEに登録。もしピアソンのアカウントを持っていなければ登録もする。

③ピアソンVUEまたはPing-tでチケットを購入

比較して割引の有無などを比較してください。

チケットを選ぶときにLPICとLinuCを間違わないように気を付ける事

④ピアソンVUEでLinux試験を予約
・どの試験かの選択
・言語の選択
・試験場所と日付を選ぶ
・カートとポリシーの確認

その後払いになるので、「バウチャーまたはプロモーションコードを追加」を押す。

「バウチャー・プロモーションコード」に③で購入したチケット番号を入れる。

受験地

全国各地のピアソンVUE試験会場

または

自宅や職場で受験して認定を取得できます。

OnVUE オンライン監督試験を利用して、自宅や職場からLPI試験を受験または、試験監督員が PC のウェブカメラを通して常時試験を監視する方式です。

LPIC受験料

公式サイトに表示の受験料から居住国を選択。
日本を選択した場合は2021年時点は以下の表示

試験通貨各試験の価格
Linux Essentials(010-160)10,000
LPIC-1およびLPIC-2
(101-500、102-500、
201-450、202-450)
15,000
LPIC-3
(304-200, 300-100,
303-200)
15,000
DevOpsツール
(701-100)
15,000
BSDスペシャリスト
(702-100)
15,000
LPIC受験料

公式サイト

LPI日本支部

ピアソンVUE

LPICの教科書、参考書、問題集、あずき本

Amazonサイトです
おすすめの教科書は、あずき(色の)本。
問題集はスピードマスター
普通の本とKindle本(電子書籍)がありますので要選択です。

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