Word文書処理技能認定試験の日程。1級・２級・3級の難易度と合格率。独学の対策と過去問

多くの企業が社内のPC操作、Officeスキルを上げたい、標準化したいと考えています。

その企業側の主な意見としては、

・採用時や社内でのひとつの指針になる。
・業務に支障が出ない程度の基準が欲しい。
・中堅層のPCスキルアップが現在の課題。

Word文書処理技能認定試験とは、ビジネス社会で要求されるMicrosoft Wordで書類等の作成能力とビジネス社会のニーズに即した文書処理を行う技能を認定する資格です。

Word文書処理技能認定試験の合格基準は、100点満点の70点以上を合格とする絶対評価を採用しています。

2023年3月までの累計受験者数は523,867名、合格率は振れ幅は有るのですが88.1％（2022年度平均合格率）で、試験の難易度は偏差値表示で１級が42，２級が38です。

Word文書処理技能認定試験の概要

資格種類	民間資格
受験区分	１級・２級・３級
受験資格	制限なし
検定内容	知識試験・実技試験
免除	なし
受験地	全国621会場（2021年1月時点）
検定料金	【1級】8,100円【2級】7,000円【3級】5,900円
受験申込問合せ	公式サイトより各試験会場株式会社サーティファイ認定試験事務局 0120-031-749
公式サイト	ビジネス能力検定サーティファイ

Microsoft Word Processing Skills Qualification Test

知識問題：満点中、70％以上の得点率

実技問題：満点中、70％以上の得点率

実技問題：満点中、70％以上の得点率

Word文書処理技能認定試験の難易度は偏差値表示で１級が42，２級が38です。

Word文書処理技能認定試験の難易度

個人受験（随時試験）の流れについて
試験のお申し込みは、全国621会場（2021年1月時点）で受付可能です。

受験を希望する随時試験会場にて、受験日をご調整。
受験料は各会場に支払う。

試験後、約1ヶ月以内に受験結果が出ます。
各受験会場が定める方法により、受験結果を受領。
合格者は、「認定証」が送付されます。

級	合格基準
1級	Microsoft Wordを用いて高度なビジネス文書処理を行うことができる。同時に、パソコン、表計算（Excel）、ワープロ、ビジネス文書に関する高度な実践的技能を駆使して業務処理を効率化することができる。
2級	Microsoft Wordを用いて通常のビジネス文書処理を行うことができる。同時に、パソコン、ワープロ、ビジネス文書に関する実践的な技能を有している。
3級	Microsoft Wordを用いて簡単なビジネス文書を作成することができる。同時に、パソコン、ワープロ、ビジネス文書に関する基礎的な技能を有している。

Word文書処理技能認定試験1級・2級・3級の違い

Word文書処理技能認定試験1級・2級・3級の試験時間

–	知識試験（1・２級のみ）
内容	文書処理、および Microsoft Wordに関する知識
形式	コンピューターに表示される多肢選択式の試験問題に解答
題数	設問15問
時間	15分

Word文書処理技能認定試験の知識試験

–	実技試験
内容	Microsoft Wordの操作による docxファイル、 dotxファイル（1級のみ）の作成、編集
形式	コンピュータに表示される仕様や指示に基づきドキュメントを作成
題数	連続したテーマによる大問形式5問
時間	1級・2級　90分 / 3級　60分

Word文書処理技能認定試験の実技試験