ビジネス文書検定１級・２級・３級の合格率と難易度。過去問で独学１週間

ビジネス文書検定とは、一定の型や特有の言い回しがあり、それを会得することによって、ビジネスで使われる基本的な文書のレベルを客観的に評価する検定です。

履歴書の書き方は例として「令和○年○月公益財団法人実務技能検定協会主催: ビジネス文書実務検定試験3級合格」

試験は1～3級に分かれ、１年に2回実施されます。

合格率と難易度/偏差値
試験概要
ビジネス文書検定の問題。過去問と独学の勉強方法
1. 最初は３級か２級か
2. 過去問と独学の勉強方法
関連資格

合格率と難易度/偏差値

試験は１年に２回実施されますが、下表は年間総数で表現しています。

1級

ビジネス文書検定１級の合格率は26.6%から38.7%で、試験の難易度は偏差値表示で48です。

１級	受験者数	合格者数	合格率
令和5年度 2023年	414	110	26.6%
令和4年度 2022年	482	482	37.3%
令和３年度 2021年	484	165	34.1%
2020年	238	92	38.7%
2019年	558	199	35.7%

ビジネス文書検定１級の合格率

2級

ビジネス文書検定２級の合格率は61.1%から68.0%で、試験の難易度は偏差値表示で42です。

２級	受験者数	合格者数	合格率
令和5年度 2023年	2,367	1,446	61.1%
令和4年度 2022年	2,411	1,640	68.0%
令和３年度 2021年	2,727	1,749	64.1%
2020年	1,854	1,178	63.5%
2019年	2,752	1,751	63.6%

ビジネス文書検定２級の合格率

3級

ビジネス文書検定3級の合格率は83.3から87.8%で、試験の難易度は偏差値表示で36です。

３級	受験者数	合格者数	合格率
令和5年度 2023年	4,285	3,666	85.6%
令和4年度 2022年	4,703	3,980	84.6%
令和３年度 2021年	4,809	4,005	83.3%
2020年	3,546	3,115	87.8%
2019年	5,701	4,958	87.0%

ビジネス文書検定３級の合格率

試験概要

受験資格	制限なし
試験地	札幌市、仙台市、成田市、東京、横浜市、上越市、金沢市、松本市、名古屋市、京都市、豊中市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、福岡市、熊本市、那覇市
受験料	参照
申込試験日程	①受験受付：4月上旬～ 5月下旬筆記試験：7月上旬 ②受験受付：9月上旬～ 10月下旬筆記試験：11月下旬
試験内容	出題領域（各級共通） I. 表記技能：正しい用字や用語が使える。ビジネス文書の書式等について知っている。 II. 表現技能：正確で分かりやすい文章や礼儀正しい文章が書ける。 III. 実務技能：社内文書や社外文書が書ける。文書の取り扱い等についての知識がある。・1級：150分実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能とを十分に身に付けているとともに、必要に応じて、これらを適切に指導することができる。・2級：140分実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能との全般を身に付けていることにより、単独で普通の文書を正しく理解し、作成することができる。・3級：120分実務に役立つ文書作成技能について、知識と技能との基本を身に付けていることにより、上司の指示に従って、普通の文書を正しく理解し、作成することができる。
合格基準	I. 、II. 、III. 、実務技能の各領域において、すべてのの得点が60％以上で合格になります。
主催	公益財団法人実務技能検定協会〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-4-15 TEL 03-3200-6675