韓国語能力試験（TOPIK）合格率と難易度レベル

韓国語能力試験とは、韓国の教育省と国立国際教育院（NIIED）が主催、認定する韓国語の語学検定試験です。

試験の等級は難易度別に1級（最下級）～6級（最上級）の6段階に分かれますが、TOPIK I（初級カテゴリ1級～2級）、またはTOPIK II（中級・上級カテゴリ3級～6級）のどちらかを選択して受験し、試験結果の点数により級別で評価されるシステムです。

韓国語能力試験（TOPIK）は、その必要な能力の測定・評価を目的に、世界97ヶ国での韓国語学習者が受験しています。

TOPIK IまたはTOPIK IIに合格の場合は、獲得得点によって等級が設定されますが、その等級の数字が大きいほど高い難易度となり、多くの他の資格とは逆の表現方法になっています。

なお、韓国語能力試験（TOPIK）の中で最上級の６級合格者は、日本の国家資格で全国通訳案内士（独立行政法人国際観光振興機構が国家試験を代行）の韓国語科目試験が免除になります。

そして韓国語能力試験（TOPIK）４級以上の合格者は警視庁警察官採用試験の「資格経歴等の基準の目安」の一種目にもなっています。

合格率・難易度レベル

韓国語能力試験（TOPIK）近年の合格率はTOPIK I 1級～2級が90%から92%程度、TOPIK II　3級～６級が61%から71%程度です。

韓国語能力試験（TOPIK）の難易度レベルは偏差値表示でTOPIK１の1級が35、２級が40で、TOPIK２の3級が45、４級が50、５級が55、そして６級の難易度レベルが偏差値表示で57です。

申し込み試験日程結果発表	① 申し込み：1月上旬～ 1月中旬試験：4月上旬結果発表：5月下旬頃 ② 申し込み：4月下旬～ 5月上旬試験：7月上旬結果発表：8月中旬頃 ③ 申し込み：7月中旬～ 7月下旬試験：10月中旬結果発表：11月下旬頃
試験地	全国各地
受験資格	制限なし
試験内容	◇TOPIK I・1～2級聞取り：四肢択一式 30問：40分読解：四肢択一式 40問：60分 ◇TOPIK II・3～6級聞取り：四肢択一式 50問：60分筆記：記述式　４問：50分読解：四肢択一式 50問：70分試験内容と認定基準を参照
合格基準	◇TOPIK I・1級と2級のレベル 200点満点の 1級：80点以上 2級：140点以上 ◇TOPIK II 3級・４級・５級・6級のレベル 300点満点の 3級：120点以上 4級：150点以上 5級：190点以上 6級：230点以上取得点数により上記の級で評価。合格点に満たない場合は、不合格。
受験料	◇TOPIK I 5,000円 ◇TOPIK II 7,000円
結果発表	通常は５月、８月、11月において事前に日付と時間が指定され主催者より結果発表される
主催問合せ	大韓民国教育省・国立国際教育院（NIIED）駐日本国大韓民国大使館公益財団法人韓国教育財団〒108-0073 東京都港区三田4-6-18 6階 TEL 03-5419-9171