フードスペシャリスト。合格率と難易度、過去問と解説

民間資格

フードスペシャリストとは、公益社団法人日本フードスペシャリスト協会が認定する民間資格。

フードスペシャリストの目的とするところは、食に関する高度な専門知識をもち、製造開発・食品流通・小売サービス・飲食サービスなど食品科学とビジネスをつなぐ人材です。

日本フードスペシャリスト協会の正会員である大学・短期大学等において、「フードスペシャリスト養成機関」として認定済みの学科を修了し、卒業後に資格認定試験を受験し合格することで資格者となる事ができます。

フードスペシャリストの資格認定試験は、養成機関を設置している大学・短期大学に委託して、毎年1回、原則として12月の第3日曜日に実施されています。

試験の合格点に関し、点数は一定点ではありません。

毎回の受験者の平均点が70/120点程度でる中、受験者の8割程度が合格するようなラインに合格基準点を設定しているため、120点満点の50点程度がフードスペシャリスト試験の合格点です。

専門フードスペシャリスト(食品開発)と(食品流通・サービス)

フードスペシャリストの上位資格として同協会において、専門フードスペシャリスト(食品開発)と専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)の二種目があります。

合格率

フードスペシャリストの合格率

フードスペシャリストの合格率は84.0%から88.1%です。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
2,7812,36485.0%
令和4年度
2022年
3,4672,91384.0%
2021年3,9613,46387.4%
2020年4,0323,55388.1%
2019年3,9123,41987.4%
2018年4,1263,61187.5%
2017年4,4893,80684.8%
フードスペシャリストの合格率

専門フードスペシャリスト(食品開発)の合格率

専門フードスペシャリスト(食品開発)の合格率は7.1%から21.2%です。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
3868221.2%
令和4年度
2022年
4535011.0%
2021年5068015.8%
2020年719517.1%
令和元年度
2019年
5398415.6%
平成30年度
2018年
4927715.7%
2017年5209618.5%
専門フードスペシャリスト(食品開発)の合格率

専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)の合格率

専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)の合格率は13.3%から30.6%です。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
1835630.6%
令和4年度
2022年
2175023.0%
2021年2615420.7%
2020年3234313.3%
令和元年度
2019年
3205115.9%
平成30年度
2018年
3445716.6%
2017年45711525.2%
専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)の合格率

難易度

フードスペシャリストの資格認定試験の難易度は偏差値表示で40です。

フードスペシャリストになるための必修科目

フードスペシャリストの資格取得を目指す人は、まず、協会の正会員である大学・短期大学等において協会が「フードスペシャリスト養成機関」として認定した特定の学科を卒業する必要があります。

フードスペシャリストになるための必修科目は下表の内容です。

授業科目
最低単位数
内    容
フードスペシャリスト論
2単位
フードスペシャリストの
概念
世界の食・日本の食、
現代日本の食生活、
食品産業の役割、
品質規格と表示など
食品の官能評価・鑑別論
2単位
官能評価法
(統計処理を含む)
化学的評価法、
物理的評価法、
個別食品の鑑別など
食物学に関する科目
5単位
食品の分類・成分・機能
食品加工、
食品材料と加工品、
貯蔵・流通技術、
食品機能学など
食品の安全性に関する科目
2単位
食品衛生、食中毒、
有害物質、
食品添加物、水質など
調理学に関する科目
4単位
おいしさの設計
調理操作
食品素材の調理特性、
調理と食品開発
栄養と健康に関する科目
2単位
食事と栄養、食事と健康
からだの仕組
食生活指針
ライフステージと栄養
食品流通・
消費に関する科目
2単位
食市場の変化
食品の流通
外食・中食産業、
主要食品の流通、
フードマーケティング
フードコーディネート論
2単位
食事の文化、
食卓のコーディネート、
サービスとマナー、
メニュープランニング、
食空間のコーディネート
フードスペシャリストになるための必修科目

フードスペシャリスト資格認定試験の概要

申し込み

試験日程
申し込み:実施機関による
試験日:12月第3日曜日
試験地養成機関を設置している
大学・短期大学等
受験資格養成機関の最終年次に属する学生
4年制大学に置かれた養成機関の
第3年次に属する学生で、
第3年次中に所定の授業科目の
単位の全てを修得すると
認められる者

養成機関を卒業しており、かつ、
養成機関において所定の授業科目の
単位を全て修得している者
(修得見込みである者を含みます)
試験内容五肢択一方式60問80分

共通科目 30問
フードスペシャリスト論
食品の官能評価・鑑別論
食品の安全に関する科目
栄養と健康に関する科目

専門選択科目 30問
食物学に関する科目
調理学に関する科目
食品流通・消費に関する科目
フードコーディネート論
合格基準

合格点
合計60問の問題で合格点は
一定点ではありません。

受験者の平均点が70/120点程度だが
受験者の8割程度が合格するような
ラインが合格点となるため
120点満点の50点程度が合格点です。

資格認定証は、資格認定試験に
合格して、必修科目の取得と
養成機関の卒業を確認して交付します。
したがって、3年次受験で合格された
場合でも、資格認定証の交付は
養成機関の卒業時となります。
主催

問合せ
公益社団法人
日本フードスペシャリスト協会
〒170-0004
東京都豊島区北大塚2-20-4
橋義ビル4階
TEL 03-3940-3388
フードスペシャリスト資格認定試験の概要

養成機関の一覧

協会の正会員である大学・短期大学等「フードスペシャリスト養成機関」公式サイトへのリンクです。

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