一般社団法人 金融財政事情研究会が行う金融業務能力検定試験35種目のなかで主要資格の金融業務3級,2級の融資コースはCBT方式(Computer Based Testing)を採用しています。
資格の概要やテキストと問題集などについて述べますが、試験問題は実務遂行能力を検証するために、事例問題に重点を置いて出題されていますので繰り返し練習問題を解き、理解することが重要です。
金融業務3級 融資コース
概要
試験日 | 通年実施。 |
---|---|
受験資格 | なし |
試験の範囲 | 1.融資取引 2.担保・保証 3.融資金の管理・回収 4.融資審査と財務分析 |
試験時間 | 100分 ※試験開始前に操作方法等の案内あり |
出題形式 | 四答択一式50問 |
合格基準 | 100点満点で60点以上 |
試験日 受験料 | 試験に申し込みと受験料 |
合格発表 | 試験終了後すぐに スコアレポートが渡される。 合格者は、マイページから合格証を PDF形式で出力できます。 |
持込み品 | 携帯電話、筆記用具、計算機、参考書 および六法等を含め、自席への私物の 持込みは認められていません。 テストセンターに設置されている ロッカー等に保管していただきます。 メモ用紙・筆記用具はテストセンターで 貸し出されます。計算問題については、 試験画面上に表示される電卓を利用 |
金融業務3級 融資コースの合格率と難易度
金融業務3級 融資コースの試験はCBT方式を採用しており、合格率は公表されておりませんが、難易度はレベル3,偏差値表示で48です。
金融業務2級 融資コース
概要
試験日 | 通年実施。 |
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受験資格 | なし |
試験の範囲 | 融資取引担保・保証管理・回収総合問題 |
試験時間 | 120分 ※試験開始前に操作方法等の案内があります。 |
出題形式 | 四答択一式30問、総合問題10題 |
合格基準 | 100点満点で70点以上 |
試験日 受験料 | 試験に申し込みと受験料 |
合格発表 | 試験終了後すぐに スコアレポートが渡される。 合格者は、マイページから合格証を PDF形式で出力できます。 |
持込み品 | 携帯電話、筆記用具、計算機、参考書 および六法等を含め、自席への私物の 持込みは認められていません。 テストセンターに設置されている ロッカー等に保管していただきます。 メモ用紙・筆記用具はテストセンターで 貸し出されます。計算問題については、 試験画面上に表示される電卓を利用 |
金融業務2級 融資コースの合格率と難易度
金融業務2級 融資コースの試験はCBT方式を採用しており、合格率は公表されておりませんが、難易度はレベル2,偏差値表示で53です。
問い合わせと試験日程CBT申し込み
問い合わせ
〒160-8529 東京都新宿区荒木町2-3
一般社団法人 金融財政事情研究会 検定センター
TEL 03-3358-0771
(電話は応対品質向上のため、録音あり)
試験地・試験会場・試験日程
CBT-Solutionsウェブサイト
試験の流れとCBT申し込み
CBT-Solutionsウェブサイト
テキスト
金融業務3級,2級のテキストは公式サイトKIINZAIストアにて通信教育という形で販売されています。
独学の勉強方法は問題集(過去問・類似問題)
上記しました通信講座はそれなりの価格ですが、それを受講するかどうかの判断は後にするとして、独学の方法ですが以下にお述べます。
いずれにしても問題集は必須ですので購入してください。
・何年かの問題集( 過去問・類似問題 )を行い自己採点
・解説文を熟読
・間違い問題の要点をノート記載
・同じ問題集を周回し100点満点に近づける
・その上で初見の問題集または過去問を実行と自己採点し、合格基準点を超えるかどうかで自己の実力を判定する
以上の勉強時間の目安としては3級が1週間、2級が2週間です。
4か月の通信教育で勉強するかどうかの判断は、以上を試してからで良いでしょう。
以下はAmazonと楽天Booksの書籍プロモーション(PR)です。
通信講座のテキスト内容
公式サイトより
3級
テキスト | 主な項目 |
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1 融資業務の基本・融資取引 | 融資担当者の心得 取引の相手方についての基礎知識 銀行取引約定書の基礎 融資取引 |
2 担保・保証 | 担保・保証 |
3 融資審査と財務分析 | 信用調査の基礎 財務分析 事例 |
4 管理・回収 | 融資先の変動 倒産の予知と直後の手順 貸付金回収の実務 強制執行の概要 延滞先の時効管理 法的整理 |
※内容・項目等につきましては、部分的に変更になる場合があります。
2級(3級に追加項目)
テキスト | 主な項目 |
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1 融資担当役席の基礎知識 | 序 融資担当役席の職務 ローンレビュー 融資計画と営業活動 借入申込みの受理 融資条件の決定 融資の開始手続 融資先との折衝 技術融資に関する規制と自己査定 |
2 信用調査と融資判断 | 序 定量分析 財務分析 資金分析 資金使途 |
3 融資取引と融資実行 | 手形貸付 証書貸付 商業手形 当座貸越 支払承諾 代理貸付 消費者ローン 多様化する融資形 態証券化商品・仕組み商品 |
4 担保・保証と管理・回収 | 担保の効用と取得上の注意 主な担保の取扱いと事後管理 保証契約と管理 各種の信用保証制度 融資実行後の管理 融資先倒産時の処理 特殊な回収 |
※内容・項目等につきましては、部分的に変更になる場合があります。
関連資格と関連リンク
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