特殊化学設備作業者の特別教育（講習）

特殊化学設備とは、労働安全衛生法施行令に掲げる化学設備のうち、発熱反応が行われる反応器等、異常化学反応あるいはこれに類する異常事態、爆発、火災等を生ずるおそれのあるものを指します。

特殊化学設備作業者とは、この特殊化学設備の取扱いや整備、および修理業務に必要な国家資格です。

資格の取得には、特別教育の修了が必要です。

合格率と難易度

特殊化学設備作業者の資格取得条件は指定された特別教育の修了です。

いわゆる資格試験はありません。

合格率や難易度というよりは、受講したほぼ100％の方が資格を取得できますので、まじめに受講する事が重要です。

申し込み講習日程	申し込み：各地の特別教育機関ごと講習：各地の特別教育機関ごと
試験地	全国各地の特別教育機関
受験資格	18歳以上
講習内容特別教育	規定された履修時間は28時間（以上）学科・危険物及び化学反応に関する知識・特殊化学設備、特殊化学設備の配管　及び特殊化学設備の附属設備　の構造に関する知識・特殊化学設備等の取扱いの方法に　関する知識・特殊化学設備等の整備及び修理の　方法に関する知識・関係法令実技・特殊化学設備等の取扱い・特殊化学設備等の整備及び修理
合格基準	特別教育の受講
受験料	20000円前後各地の特別教育機関に差あり
主催問合せ	以下より問合せ下さい。都道府県の労働基準連合会リンク

特殊化学設備作業者、特別教育の概要

厚生労働省のHPに記載の一覧です。

特殊化学設備作業者の特別教育の実施地に関し、上記の都道府県の労働基準連合会リンクにお問い合わせいただくか、または以下のリンク先にある「労働局安全課」に個々に問合せしてください。

都道府県名をクリックすると、各都道府県労働局ホームページにリンクします。