BJT ビジネス日本語能力テスト。難易度レベルと申し込みPDF

BJT ビジネス日本語能力テストとは、ビジネスのあらゆる場面を題材とした日本語によって適切なコミュニケーションを行える能力を測定する試験であり、試験結果は合格・不合格ではなく、点数を最高800点から最低0点とし、J1+、J1、J2、J3、J4、J5の6段階に評価されます。

BJT ビジネス日本語能力テストは以前、ジェトロ（日本貿易振興機構）が主催していましたが、2009年より日本漢字能力検定協会が継承しています。

BJT ビジネス日本語能力テスト結果は、就職活動において使用するだけではなく、日本の「在留資格認定証明書交付申請」においての審査参考とされている事と「高度人材ポイント制」においてBJTスコア480点以上で15ポイント（JLPTのN1と同等）、400点以上で10ポイント（JLPTのN2と同等）が付与されています。

日本への留学に関しては、テスト結果が300点以上の場合は専門学校等の入学（日本語能力試験4級相当）、400点以上は大学入学（日本語能力試験2級相当）という評価がされています。

BJT海外サイト
試験の申し込み案内（PDF）
求人需要
合格率と難易度
試験の概要
過去問・テキスト・参考書
関連資格

BJT海外サイト

試験の申し込み案内（PDF）

BJT ビジネス日本語能力テストの申し込み案内書は、公式サイトよりダウンロードしてください。

求人需要

日本語の能力試験は多数あるのですが、BJT ビジネス日本語能力テストは歴史的にジェトロ（日本貿易振興機構）から始まりました。

ジェトロの支部は世界各地にあり、そのメンバーである日系法人の駐在員と主に商業的に関連する現地の人々が出入りします。

このような環境から、日本に行って学ぶ・就職したい、その現地の日系法人に就職したい、海外現地で日本語を話すスタッフ候補の情報が欲しい、このようなニーズにジェトロが以前に実施していたBJTは対応していました。

BJT ビジネス日本語能力テストはいわゆる「実績ありの資格」ですので日本の「在留資格認定証明書交付申請」「高度人材ポイント制」「専門学校・大学の入試」の評価対象となる資格です。

合格率と難易度

前記したように合格・不合格ではなく試験結果のスコアによって難易度別の6段階に評価されます。

この６段階評価の合格率に関してはBJT結果の概要を参照して下さい。

そして難易度は下表を参照して下さい。

カテゴリ合格点	難易度
J1+ 600～800点	どのようなビジネス場面でも日本語による十分なコミュニケーションカがある。
J1 530～599点	幅広いビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能カがある。
J2 420～529点	限られたビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能力がある。
J3 320～419点	限られたビジネス場面で日本語によるある程度のコミュニケーション能力がある。
J4 200～319点	限られたビジネス場面で日本語による最低限のコミュニケーション能カがある。
J50～199点	日本語によるビジネスコミュニケーション能力はほとんどない。

BJT ビジネス日本語能力テスト

試験の概要

申し込み試験日	申し込みと試験日：試験はCBT方式のため随時受付
試験地	全国各地テストセンターの検索住所を入力
受験資格	制限なし
試験内容	CBT方式 Computer Based Testing 第1部聴解部門：45分場面把握問題発言読解問題総合聴解問題第2部聴読解部門：30分状況把握問題資料聴解問題総合聴読解問題第3部読解部門：30分語彙・文法問題表現読解問題総合読解問題
合格基準	800点満点 J1+（600～800点） J1（530～599点） J2（420～529点） J3（320～419点） J4（200～319点） J5（0～199点）
合格率難易度	上記
受験料	7,000円（税込）
結果発表	受験後テストセンターでスコアレポートを受け取れます。
主催問合せ	公益財団法人日本漢字能力検定協会〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地電話 0120-509-315