心理学検定、CBTの合格率と難易度。おすすめテキストと過去問

心理学検定とは、一般社団法人日本心理学諸学会連合が主催する、心理学の基本的な検定試験です。

検定試験はCBT方式（Computer Based Testing）で、下記の一定の期間実施されますので、受験の会場や日付を選択できる利便性の高いシステムです。

資格者になるには検定試験を受験し、総受験者数から成績順に以下のように特1級、1級、2級、不合格と割り振りされますが、特1級は全科目の合格後に申請が必要です。

※本サイトはプロモーション（PR）が含まれています。

合格率

公式サイト心理学検定の歴史のページに各年の試験結果がリンクされています。

心理学検定の試験システムとして１級と２級の合格者を決定するにあたり、総受験者数から成績順に特１級、１級合格、２級合格、不合格を設定しています。

よって下表において１級の受験者数は総受験者数を表し、２級の受験者数は総受験者数マイナス１級の合格者として、下表に記載しています。

心理学検定、１級の合格率は18.9%から28.3%、２級の合格率は35.3%から48.7%です。

１級（特１級）	受験者数	合格者数	合格率
2022年第15回	3,799	1,074 内特一達成（420）	28.3% 内特一達成 (11.1%)
2021年	4,214	968	23.0%
2019年	5,204	985	18.9%
2018年	5,026	1,083	21.6%

心理学検定１級の合格率

心理学検定2級の合格率

※２級の受験者数は、総受験者数ー１級合格者で表示。

第15回、2022年度を例とした場合2級以上の合格率は

（1級と2級の合計合格者数）／総受験者数

＝(1,074+1,244)÷3,799=66.3％

※上記66.3％の合格率は2級ではなく2級以上です。

心理学検定の難易度は偏差値表示で１級が55、２級が46です。

申し込み試験日程	CBTの期間 ①2月下旬から3月下旬 ②7月中旬から3月下旬公式サイトで要確認
試験地	日本全国のCBT会場
受験資格	制限なし
試験内容	各科目に四肢選択式 20問 ◇A領域：100分原理・研究法・歴史学習・認知・知覚発達・教育社会・感情・性格臨床・障害 ◇B領域：100分神経・生理統計・測定・評価産業・組織健康・福祉犯罪・非行
合格基準	60％の正答率を基本とするが試験問題の難易度により補正あり
受験料	A領域：7,700円 B領域：7,700円 A領域とB領域：12,100円特1級申請料：3,300円（税込）
免除	１.科目合格が5年間有効 2.日本心理学会「認定心理士」の資格所有者はA領域3科目を合格で「心理学検定1級」に認定される
合格率	上記
難易度	上記に偏差値で表示
主催問合せ	一般社団法人日本心理学諸学会連合〒113-0033 東京都文京区本郷5-26-5 扇屋ビル901号室