登録販売者。合格率と難易度/偏差値。

公的資格

登録販売者とは、かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類)販売する際に、009年6月より必要となった国家資格であり、その中の業務独占及び必置資格(設置義務)であって、日本全国に広がるドラッグストア等には法的に雇用の義務があり、資格者にとっては、就職・転職・求人需要という点においては、非常に有利な資格です

試験は、各都道府県ごとに年一回実施されます。

  • 大手のドラッグストアで登録販売者の求人広告を見たけど、どんな資格だろう。
  • 登録販売者はどのような資格なのだろうか?試験日やテキスト、過去問を知りたい。
  • 登録販売者の試験は難しいのかな?独学で合格できる難易度や合格率なのか知りたい。
  • 登録販売者になったら給料はどれくらいもらえるのかな。求人の状況を知りたい。

これからますます必要な資格ですね。

なんと絶対評価7割正解で合格よ。

未経験でも合格できる難易度。

女性の求人が多いし、主婦業の人にも最適。

登録販売者とは

登録販売者は2009年の改正薬事法で新設された、厚生労働省令により定められた都道府県知事から認定される国の任用資格。

2019年から日本チェーンドラッグストア協会は、医薬品登録販売者と呼称しています。

登録販売者とは医薬品医療機器等法に基づき、一般用医薬品の販売等を担う、薬剤師とは別の新たな専門家「登録販売者」の制度が設けられました。「登録販売者」になるためには、都道府県の実施する試験に合格し、登録をする必要があります。

試験合格後に登録販売者として一般用医薬品の販売の仕事につくときは、最初に従事する都道府県で販売従事登録をする事。複数の都道府県で販売従事登録できないが、従事登録の後は日本全国で販売従事できる。そして最近5年間のうち登録販売者としての実働実績が2年以上を達することによって正規の登録販売者としての権限を有するという制度が制定されました。

✔ 試験合格前の一般従事者としての実働実績も含まれるます。合格後と合算して2年以上を達すれば良い。

直近5年間のうち登録販売者としての実働実績が2年未満の者は研修扱いとなり、正規扱いの登録販売者に比べて権限が制限され、正規扱いの登録販売者の立ち会いの下でなければ自身のみで店舗運営や閉店作業なども認められません。

登録販売者の実働実績2年以上の細則

① 実務又は業務に従事した期間は、月単位で計算することとし、1か月に80時間以上実務又は業務に従事した場合に、実務又は業務に従事したものと認められます。

ただし、多様な勤務状況を踏まえ、前記の条件を満たさない場合でも、月当たりの時間数にかかわらず月単位で従事した期間が2年以上あり、かつ、過去5年間において、合計1920時間以上従事した場合も、認められます。

② 実務又は業務に従事した期間は、月単位で計算することとし、1か月に80時間以上実務又は業務に従事した場合に、実務又は業務に従事したものと認められます。
ただし、多様な勤務状況を踏まえ、前記の条件を満たさない場合でも、月当たりの時間数にかかわらず月単位で従事した期間が3年以上あり、かつ、過去5年間において、合計2880時間以上従事した場合も、認められます。

登録販売者の試験は原則7割正解で合格する、絶対評価

・絶対評価とは(この場合)7割以上の正解率で何人でも合格

・近年(2017-2019年)、北海道、東北地、近畿で合格率60%台を記録している

・合格率が比較的に低いのは関東圏で26%から40%

・7割正解で合格は原則。例えば難問過ぎた場合に絶対評価の合格点を下げるなどありえる。

・絶対評価7割以上、かつ試験5科目の全科目に35%以上の最低正解率の条件がある。

・どこの都道府県で合格してもに日本全国で資格を有して働ける

・基本問題が多い絶対評価は、未経験で知識ゼロスタートでも狙える

・女性の求人が多い。主婦層も多く活躍している。

登録販売者の求人と給料、年収

登録販売者の求人

2009年の薬事法改正以降、大都市とその周辺都市に一般用医薬品を取り扱っている店舗、登録販売者が働く場所として代表的な薬店やドラックストアの店舗は、今後も増えていくというのが通説です。そして新規または既存のコンビニエンスストアの店内に一般用医薬品を置く売り場面積も増加傾向にあります。さらに大型スーパー・ホームセンター・家電量販店なども以前とは違い、同様に増加傾向で、「どこでも募集してる。」と思えるほど、登録販売者が必要とされています。

 登録販売者は資格の中でも必置資格であり、最強レベルの求人数

 1年を通して正社員・パート・アルバイト求人がある。

✔ 大都市圏、周辺都市は自宅の近くに求人がある

登録販売者の時給、給料、年収。東京を例とした目安

パート時給正社員月給正社員年収
薬局1080-200020-26万310-410万
コンビニ1200-130020万33万300-510万
ドラッグストア1300-200019万25万300-400万
登録販売者の時給、給料、年収

収入の振れ幅が結構大きいです。その店舗または周辺地域で資格者が足りない。あるいは会社グループ内で登録販売者が慢性的に足りないというケースは給与が高めです。求人情報は多数ありますので即決せずに、比較検討してください。

合格率(全国合計)

全国統計で登録販売者試験の合格率は41.3%~49.3%です。

登録販売者
全国
受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
51,77522,81444.1%
令和4年度
2022年
55,60624,70744.4%
令和3年度
2021年
61,07030,08249.3%
2020年52,95921,95241.5%
2019年65,28828,32843.4%
2018年65,43626,99641.3%
2017年62,12626,60642.8%
登録販売者試験の合格率(全国)

合格率(東京都)

登録販売者
東京都
受験者数合格者数合格率
2023年
令和5年9月
3,7291,63944.0%
2022年
令和4年9月
4,5701,89841.5%
2021年
令和3年9月
4,8882,11243.2%
2020年4,4371,46433.0%
2019年5,1261,33426.0%
登録販売者の合格率・東京都

合格率(都道府県別、全国一覧)

日本全国都道府県別、登録販売者試験、受験者数、合格者数、合格率は厚生労働省のHPにて公開されています。

令和3年度の合格率を例とした場合には、39.4%の青森県から68.8%の山口県まで、合格率の差があります。

人口および受験者数多い地域で、これは求人需要が大きい地域とも言えますが、登録販売者試験の合格率を見れば、東京都43.2%、埼玉県40.8%、千葉県41.4%、神奈川県48.8%、愛知県59.1%、関西広域連合56.3%、福岡県48.6%でした。

厚生労働省・登録販売者試験実施状況

難易度/偏差値

登録販売者試験の難易度は偏差値表示で45です。

試験日、1年1回の試験

✔ 試験日程は必ず各都道府県のホームページ等を参照しお問い合わせください

例として東京都の場合の試験日程

アップデート情報は東京都福祉健局を確認してください。

試験内容

東京都の試験を例として、以下の内容です。

東京都の令和5年試験問題と正答

合格基準は

配点を各問1点とし、以下の2つの基準の両方を満たす受験者を合格とします。

  1. 総出題数(120問)に対する正答率が7割以上(84点以上)であること
  2. 試験項目ごとの出題数に対する正答率が3割5分以上であること

過去問

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以下、登録販売者の過去問題及びその正答です。(東京都福祉保健局HPにリンク)

合格基準は、配点を各問1点とし、以下の2つの基準の両方を満たす受験者を合格とています。
1.総出題数(120問)に対する正答率が7割以上(84点以上)であること
2.試験項目ごとの出題数に対する正答率が3割5分以上であること

東京都令和5年度

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