日商ビジネス英語検定。IBT申し込み

日商ビジネス英語検定とは、日本商工会議所・各地商工会議所が実施する商工会議所検定試験であり、英語によるビジネス会話および文書の作成、海外取引に関する実務的な内容等の理解度を測る公的資格です。

この検定試験実施の方法として、自宅等のパソコンで受験できるIBT（Internet Based Testing）によるスコア方式を2023年より設定開始しました。

公式サイトによれば、これらのリニューアルのポイントとしては以下の内容です。

「即答力」が求められる実際のビジネスシーンを想定した出題
「スピーキング・リスニングを含む英語力」を一つのテストで測る
「スコア制」により、実力の伸長度がわかりやすく
「自宅のパソコンで受験」するIBT方式（Internet Based Testing）を採用

難易度
試験内容の特徴
過去問・サンプル問題
試験の概要
履歴書への記載例
通信講座
過去問・テキスト・参考書
関連資格

難易度

新システムの日商ビジネス英語検定は、2023年9月より申し込みを開始し、同年10月の第１回IBT方式による検定試験の実施により、以前の難易度別に分けた級ごとに合否判定する方式から、新システムは獲得した得点でレベル判定をする方式に移行しました。

この評価方式の変更に関しては、例としてTOEICにイメージが近いのですが、いずれにしても獲得した得点に対しての日商ビジネス英語検定（IBT方式）の難易度の評価に関しては、2024年に多くの意見が出るはずです。

以前の、試験が各級に分かれていた時点においては、日商ビジネス英語検定１級の難易度は偏差値表示で60、TOEICに置き換え750点から800点程度ですので、それなりに難易度は高めと言えます。

試験内容の特徴

公式サイトにて公表されているIBT新方式による検定試験の特徴は以下の内容です。

ビジネスで直面するシチュエーションにおいて、即時かつ正確に相手の発言内容を理解し、的確に応答することのできる力
相手との距離を縮めるスモールトーク（世間話や気軽なジョークなど）ができる力
文化的・哲学的・歴史的な背景に基づくキーワード・キーセンテンスを理解し、適切に引用できる力
ビジネスに関する提案を承諾してもらうための、英語による論理的かつ具体的な表現力・説得力・交渉力
貿易実務、経営学、マーケティング、ビジネスに関わるような時事を理解し、ビジネスに活用することのできる力

過去問・サンプル問題

2023年10月が新方式（IBT方式）実施の第１回なため、いわゆる「過去問」ではなく、以下のリンク先はサンプル問題ですが公式サイトで公表されています。

リンク先はページの最下部から参照し、リニューアル後の受験に向けた学習ツールとして活用ください。

試験の概要

試験日	日商ビジネス英語検定から申し込み IBT方式の第１回　2023年10月15日(日) 第２回　2024年2月4日(日)
試験地	自宅や会社でIBT （Internet Based Test）方式で受験
受験資格	制限なしどの級からも受験可能
試験科目試験内容	・スピーキング・リスニング（択一式）・リーディング（択一式）出題数60問　試験時間30分
合格基準	判定方法：得点でレベルを判定
受験料	6,600円（税込）
初回登録	日商ビジネス英語検定の初回受験メールアドレスを用いて「日商ビジネス英語検定受験専用サイト」から「初回登録」顔写真の登録などを行う。
受験申込環境の確認	・申し込み受験申込受付期間が開始後、「日商ビジネス英語検定受験専用サイト」から受験申込を実行。受験料の決済完了をもって、受験申込が確定。・環境の確認所定の期間内に、試験で使用するパソコンまたはタブレット端末を用いて「受験環境の確認」を必ず実施。
受験方法	試験開始時刻の10分前に、日商ビジネス英語検定受験専用サイトへログイン注意事項を確認のうえ、試験開始時刻に各自解答を開始。
合格発表	受験専用サイトへログインスコアレポートをサイト上で合否の確認が可能
主催問合せ	日本商工会議所・各地商工会議所日商ビジネス英語検定日本商工会議所　事業部問合せフォーム商工会議所検定情報ダイヤル 050-5541-8600）