給与計算実務能力検定とは、給与計算業務に対する社会保険の仕組みや労働法令、所得税・住民税等の税法等に関する幅広い知識を評価し、その実務能力を測るための検定試験です。
もし国家資格である社会保険労務士の資格取得をお考えの方は、前段階としてこの給与計算実務能力検定の受験もおすすめします。
給与計算実務能力検定は1級と2級に分かれ、1級は年に一回、2級は年に二回実施されます。
合格率
下表公式サイトより
試験日 | 合格率 |
---|---|
2019年3月21日 | 【2級】75.42% (受験者1,257名中、948名合格) |
2019年11月17日 | 【2級】72.47% (受験者1,413名中、1024名合格) 【1級】46.23% (受験者1,579名中、730名合格) |
2020年5月31日 (ウェブ試験) | 【2級】86.65% (受験者944名中、818名合格) |
2020年11月29日 | 【2級】74.34% (受験者1,407名中、1,046名合格) 【1級】56.91% (受験者1,643名中、935名合格) |
2021年3月21日 | 【2級】81.73% (受験者1,243名中、1,016名合格) |
2021年11月23日 | 【2級】70.67% (受験者1,705名中、1,205名合格) 【1級】51.94% (受験者2,164名中、1,124名合格) |
2022年3月20日 | 【2級】74.55% (受験者1,395名中、1,040名合格) |
1級
給与計算実務能力検定1級の合格率は46.2%から56.9%です。
1級 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2021年 | 2,164 | 1,124 | 51.9% |
2020年 | 1,643 | 935 | 56.9% |
2019年 | 1,579 | 730 | 46.2% |
2級
給与計算実務能力検定2級の合格率は73.9%から79.3%です。
2級 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2021年 | 2,948 | 2,221 | 75.3% |
2020年 | 2,351 | 1,864 | 79.3% |
2019年 | 2,670 | 1,972 | 73.9% |
難易度/偏差値
給与計算実務能力検定試験の難易度は偏差値表示で1級が49、2級が43です。
過去問
公式サイトにて給与計算実務能力検定の過去問として、過去に実施した給与計算実務能力検定試験について、2級試験および1級試験の知識問題・計算問題の例題が掲載しています。
そして別ページの給与計算実務能力検定試験の難易度、出題例の欄の下部に「実際の出題例」として過去問が記載されています。
履歴書に記載する正式名称
令和○年○月○日
給与計算実務能力検定○級 合格
所轄・主催:
公益社団法人全国経理教育協会
試験の概要
申し込み 試験日程 | 申し込み:6月中旬から10月中旬 試験日、1級、2級:11月中旬 申し込み:12月中旬から2月中旬 試験日、2級:3月中旬 |
---|---|
試験地 | 北海道、宮城、栃木、埼玉、千葉、 東京、神奈川、新潟、石川、長野、 静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、 岡山、広島、香川、福岡、熊本、 大分、鹿児島、沖縄 |
受験資格 | 制限なし |
試験内容 | 1級・120分 四肢択一式 30問、 記述式計算問題 10問 給与計算業務に必要な基礎知識 給与計算実務に必要な法的知識 (労働基準法等) 演習問題(実際の給与計算) 2級・120分 四肢択一式 35問 四肢択一式計算問題 5問 給与計算業務に必要な基礎知識 給与計算実務に必要な法的知識 (労働基準法等) 演習問題(実際の給与計算) |
合格基準 | 1級 全体で70%以上の得点 かつ計算問題を60%以上正解。 2級 全体で70%以上の得点。 |
受験料 | 1級 10,000円 2級 8,000円 |
合格率 | 上記 |
難易度 | 上記 |
主催 問合せ | 一般財団法人 職業技能振興会 〒106-0032 東京都港区六本木3-16-14 KY ビル4 階 電話 03-5545-5528 |
専門学校・資料請求
「資格スクール大栄」と「資格の大原」、ビジネス系の資格取得に向けての実績と知名度が高い2社ですが、内容はリアルに通学する専門学校と通信講座の二通りです。
給与計算実務能力検定の合格も含めて、国家資格である社会保険労務士の資格取得を目指す方には、以下の2社に資料請求して内容の比較をお勧めします。
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独学か講座受講か
実務能力開発支援協会が主催する公式講座受講があります。
ご希望の方は公式サイトを参照してください。
給与計算実務能力検定は独学での勉強時間は40時間から60時間と言われていますが、その経過において自分で行う模擬試験の結果が、合格基準に達するかどうかを、この講座を受講するかどうか?の判断基準で良いでしょう。
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