機械設計技術者試験1級・2級・3級。合格率と難易度

民間資格

機械設計技術者試験とは、日本機械設計工業会が主催する機械設計技術者としての総合能力を、1級・2級・3級の難易度別に分類した各級の資格試験を1年に1回実施し、その試験結果を評価・認定します。

試験の合格率と難易度

  • 機械設計技術者試験1級の合格率は29.6%から37.8%、難易度は偏差値表示で64です。
  • 機械設計技術者試験2級の合格率は32.6%から42.6%、難易度は偏差値表示で61です。
  • 機械設計技術者試験3級の合格率は33.3%から47.1%、難易度は偏差値表示で56です。

機械設計技術者試験1級の合格率

1級受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
1435236.4%
令和4年度
2022年
1424733.1%
2021年1485637.8%
2020年1414733.3%
2019年1965829.6%
機械設計技術者試験1級の合格率

機械設計技術者試験2級の合格率

2級受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
57423440.8%
令和4年度
2022年
62926842.6%
2021年62125641.2%
2020年56118332.6%
2019年60220634.2%
機械設計技術者試験2級の合格率

機械設計技術者試験3級の合格率

3級受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
1,83886547.1%
令和4年度
2022年
2,04978038.1%
2021年2,11091043.1%
2020年1,92771937.3%
2019年2,11170233.3%
機械設計技術者試験3級の合格率

1級試験の科目と内容

1級試験の時間割

年度によって科目の組み合わせが変更になる可能性があります。

第1時限
9:30~11:40
設計管理関連課題、
機械設計基礎課題、
環境経営関連課題全て
記述式解答
第2時限
12:40~14:40
実技課題(問題選択方式)
全て記述式解答 
出題5問から3問を選択
して解答
第3時限
15:00~16:30
小論文:出題テーマから
一つを選択して解答
機械設計技術者1級試験科目の時間割

1級試験の科目と内容

設計管理関連課題機械設計に関わる管理・

情報等に対する知識
機械設計基礎課題機械設計の基本となる
計算課題を含む知識
環境経営関連課題機械設計の管理者として必要
な環境・安全に対する知識
実技課題
(問題選択方式)
設計実務に関わる計算を主体
とした問題が複数出題され、
その中から指定された問題数
を選択して解答
小論文出題テーマから1つ選択し、
1200~1600字程度の論文
を作成
機械設計技術者試験1級の試験科目と内容

2級試験の科目と内容

2級試験の時間割

年度によって科目の組み合わせや解答方法が変更になる可能性があります。

第1時限
9:30~11:40
・機械設計分野
・熱・流体分野
・メカトロニクス分野
原則マークシート方式、
一部記述式となる場合あり。
第2時限
12:40~14:40
・力学分野材料
・加工分野環境
・安全分野
原則マークシート方式、
一部記述式となる場合あり。
第3時限
15:00~16:30
応用・総合は
記述式解答方式
機械設計技術者2級試験科目の時間割

2級試験の科目と内容

機械設計分野機構学、機械要素設計、
機械製図、関連問題
力学分野機械力学、材料力学、
関連問題
熱・流体分野熱工学、流体工学、関連問題
材料・加工分野工業材料、工作法、関連問題
メカトロニクス分野制御工学、デジタル制御、
RPA、自動化技術、他
環境・安全分野機械設計技術者としての環境
安全の知識
応用・総合機械工学基礎、機械工業基礎に
関する知識の設計への応用
ならびに総合能力。記述式問題
機械設計技術者試験2級の試験科目と内容

3級試験の科目と内容

3級試験の時間割

年度によって科目の組み合わせや解答方法が変更になる可能性があります。

第1時限
12:00~14:00
機構学・機械要素設計、
流体工学、工作法、機械製図
全科目、マークシート方式
第2時限
14:20~16:20
材料力学、機械力学、熱工学、
制御工学、工業材料
全科目、マークシート方式
機械設計技術者3級試験科目の時間割

3級試験の科目と内容

機械工学基礎機構学・機械要素設計、
機械力学、制御工学、工業材料、
材料力学、流体・熱工学、
工作法、機械製図
機械設計技術者試験3級の試験科目と内容

試験の概要

申し込み

試験日程
申し込み:7月中旬から9月下旬
試験日:11月中旬
試験地北海道、青森、東京、埼玉、
愛知、静岡、富山、福井、
大阪、広島、香川、山口、
福岡、北九州、熊本、沖縄
試験会場
受験資格※学歴は工学系の学校・学部

1級の受験資格
・大学院、大学、高専専攻科、
 高度専門士を卒業後、
 5年以上の実務経験
・短大、高専、専門学校を卒業後
 7年以上の実務経験
・上記以外の学歴で、10年以上の
 実務経験
・2級取得者は2級取得後、
 次年度から受験可能
※実務経験に関しては要審査

2級の受験資格
・工学系の大学院、大学、高専
 専攻科の卒業者で実務経験3年
(3級取得者は2年)以上
・工学系の短大、高専、専門学校
 の卒業者で実務経験5年
(3級取得者は3年)以上
・その他の卒業者で実務経験7年
(3級取得者は4年)以上

※実務経験に関しては要審査

3級の受験資格
制限なし。
試験内容上記
受験料1級:33,000円
2級:22,000円
3級:8,800円
各税込
主催

問合せ
一般社団法人
日本機械設計工業会
〒103-0024
東京都中央区日本橋小舟町15-15
ルネ小舟町ビル3F
電話 03-3639-2204

試験概要と出題科目
機械設計技術者試験1級・2級・3級試験の概要

実務経験年数の短縮

3級取得者の2級受験実務経験年数短縮に関し、令和5年度試験から、「工学系短大・高専など卒業」および「その他」3級取得者の方の2級受験実務経験年数をそれぞれ4年→3年、6年→4年に短縮です。

過去問

機械設計技術者試験に実際に出題された問題、過去3年分の過去問がPDFファイル形式で公式サイトにて無料で提供されていますもで、参照ください。

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(以下、上書籍(基礎知識)のコメント)

機械工学は,すべての産業の基幹の学問分野です。

機械系の学生が学ばなければ ならない科目として,四大力学(材料力学,熱力学,流体力学,機械力学)をはじめ, 設計の基礎となる機械材料,機械設計・機構学,設計製図および設計の基礎となる 工作法,機械を制御する制御工学の9科目があります.

(社)日本機械設計工業会が主催する機械設計技術者試験の試験科目には,前述の 9科目が含まれています.

本書は,試験9科目についての基礎基本と最近普及が著しい CAD/CAMについて,わかりやすく解説しています.

章末には,試験対策用の演習問題 を収録し,力学など計算問題が多い章には,本文中に例題を多く取り入れています.

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