ビジネス能力検定ジョブパスCBT（B検）。1級・２級・３級試験の合格率と難易度

ビジネス能力検定ジョブパス（B検）とは、現代の社会人に必要な仕事の能力を評価する検定試験です。

受験している層としては、就職間近の学生、新入社員、入社数年の中堅社員の幅広い層受験者などで2022年までの累計で122万人の実績です。

主催者は一般財団法人職業教育・キャリア教育財団（旧財団法人専修学校教育振興会）で文部科学省後援の検定試験です。

ペーパー試験とCBT、団体と個人受験
合格率と難易度
検定試験の概要
過去問とテキスト・参考書
関連資格

ペーパー試験とCBT、団体と個人受験

ビジネス能力検定ジョブパスでは、令和4年度（2022年度）からのペーパー方式の試験について、会場団体のみ受付し実施することを決定しています。

個人出願の受付はCBT方式のみです。

また、CBT方式では１人でも団体出願として申込みが可能です。

団体のご都合の良い日に試験日を設定でき、即時結果判定される利便性の高さがCBT方式のメリットです。

合格率と難易度

主催者よりペーパー方式のみ受験者数・合格率を公表されていますので、以下その詳細です。

1級

近年、ビジネス能力検定ジョブパス（B検）１級の合格率は35.7%～48.5%で検定試験の難易度は偏差値表示で55です。

年度	受験者数	合格者数	合格率
2023年	68	33	48.5%
2022年	74	35	47.3%
2021年	79	32	40.5%
2020年	102	49	48.0%
2019年	126	45	35.7%

ビジネス能力検定ジョブパス（B検）１級の合格率

2級

近年、ビジネス能力検定ジョブパス（B検）２級の合格率は65.2%～75.0%で検定試験の難易度は偏差値表示で45です。

年度	受験者数	合格者数	合格率
2023年	1,884	1,228	65.2%
2022年	2,033	1,461	71.9%
2021年	2,525	1,676	66.4%
2020年	1,971	1,474	74.8%
2019年	3,603	2,702	75.0%

ビジネス能力検定ジョブパス（B検）２級の合格率

3級

近年、ビジネス能力検定ジョブパス（B検）３級の合格率は75.1%～88.7%で検定試験の難易度は偏差値表示で38です。

年度	受験者数	合格者数	合格率
2023年	9,953	7,989	80.3%
2022年	10,491	7,880	75.1%
2021年	12,752	10,826	84.9%
2020年	8,597	7,625	88.7%
2019年	15,841	12,836	81.0%

ビジネス能力検定ジョブパス（B検）３級の合格率

検定試験の概要

受験資格	制限なし
出題	1級 – 出題範囲 2級の知識、技法を前提とし、問題解決を円滑に推進するために必要となる論理的な思考、情報発信と表現技法、および基礎的なマネジメント技法を実践的に評価する。アチーブ問題（体系的知識問題） 10問統計分析問題（体系的知識問題2問、実践応用問題3問）５問ケース動画問題（実践応用問題）３問 2級 – 出題範囲 3級の知識を前提とし、企業の役割や責任と権限などを理解すると、効率的な業務の進め方、問題解決のための基本的なミュニケーション、情報活用の技法を評価する。 3級 – 出題範囲自らの職業観や勤労観といった概念の形成を前提にビジネス常識および、基礎的なコミュニケーション、情報の利活用など、将来職業人として適応するために身につけておくべき知識を評価する。２級と３級の問題構成アチーブ問題（用語知識・行動理解）20問新聞問題　5問ケース問題（実践事例）5問統計分析問題　5問
試験方式	CBT方式による記述入力方式 100点満点 ※CBT(Computer Based Testing)
合格基準	■1級 60点／100点配点：体系的知識問題50点実践応用問題50点） ※ただし、体系的知識問題25点実践応用問題20点以上の得点が必要で体系的知識問題で基準点に満たない場合実践応用問題は採点されません。 ■2級 65点／100点 ■3級 70点／100点
試験会場	１級 – 全国公開試験会場一覧 2･3級 – 全国公開試験会場一覧
申し込み	個人の出願団体の出願
主催	一般財団法人職業教育・キャリア教育財団〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25 私学会館別館 TEL 03-5275-6336 （検定試験センタ－）