管理業務主任者。合格率と難易度/偏差値

国家資格

管理業務主任者は国家資格の中、必置資格、業務独占資格です。

マンション等の管理会社に対し、法的に必須な資格ですが、別途勉強の範囲が重なり、試験日が近い「マンション管理士」と同年受験してください。

もし片方の試験結果が駄目だった場合に、合格した方の合格証書番号で5問免除の権利を行使して翌年に再挑戦できます。

合格率と難易度/偏差値

合格率

管理業務主任者試験の合格率は18.9%から22.2%です。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
14,6523,20821.9%
2022年16,2173,06518.9%
2021年16,5383,20319.4%
2020年15,6673,47322.2%
2019年15,5913,61723.2%
2018年16,2493,53121.7%
2017年16,9503,67921.7%
管理業務主任者試験の合格率

難易度/偏差値

管理業務主任者試験の難易度としては偏差値表示で55です。

管理業務主任者、資格試験

管理業務主任者とは

マンションの管理の適正化の推進に関する法律(平成12​年法律第149号)の定めにより、一般社団法人マンション管理業協会が国土交通大臣より指定試験機関の指定を受け実施するものです。一般的に言う「マンションの管理会社」、顧客であるマンションの管理組合(構成は区分所有の家主)との委託契約に関連し、重要事項説明書の作成と説明、管理事務の報告が仕事です。

管理業務主任者、資格の概要

資格種類 :国家資格

属性   :業務独占資格 名称独占資格 

将来性  :□□□□□□

難易度  :□□□□□□

給料年収:350~500万円

合格率  :近年は23%前後

参考偏差値:55

受験資格 :制限なし

管理業務主任者の試験の方式と合格の基準

試験方法 :
四肢択一式、120分

合格基準 :
近年は50点満点の37点

科目免除者は45問中、おおよそ32問以上

免除   :
マンション管理士試験の合格者は、マンション管理適正化法に関する5問が免除されます。
(申込み時に合格証書番号を記入する必要があります。)

管理業務主任者の試験内容

試験内容 :

  • 管理事務の委託契約に関すること
  • 管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること
  • 建物及び附属施設の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること
  • マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
  • 前各号に掲げるもののほか、管理事務の実施に関すること

管理業務主任者の試験日と日程

試験日と日程
12月上旬、日曜日

受験地
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県

受験料:8,900円

受験の申し込み
一般財団法人 マンション管理業協会
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-13-3
虎ノ門東洋共同ビル2F
TEL 03-3500-2721

公式サイト

一般社団法人 マンション管理業協会

管理業務主任者試験の5問を免除する方法

管理業務主任者試験の5問免除

管理業務主任者試験の試験の中、問いの46~50番目、
「マンション管理の適正化の推進に関する法律」
の内容の5問を免除する条件は。

「マンション管理士試験」の合格者は、

管理業務主任者試験の試験の中マンション管理適正化法に関する5問が免除されます。
(受験の申込み時に合格証書番号を記入する必要がある。)

ただマンション管理士の試験の方が難易度が高いのが実際のところです。

・マンション管理士の試験日は毎年11月の最終日曜日

・管理業務主任者の試験日は12月上旬の日曜日

ですから手順として

この二つの資格を同年に免除なしでダブル受験する。

もし片方の試験結果が駄目だった場合に、免除の資格を行使して翌年に再挑戦

このような流れです。

マンション管理士試験の5問免除

管理業務主任者試験に合格していれば
同じように5問免除になりますので、残りの45問に解答すれば良いという事になります。

管理業務主任者の求人に関連し相性の良い資格、宅地建物取引士

管理業務主任者の求人に関連するのですが

単一の資格としては管理業務主任者は、求人のボリュームが大きいとは言えません。

しかし宅地建物取引士の資格を追加すれば、その求人ボリュームは一気に大きくなります。

宅建士だけでも不動産会社への就職は容易なのですが

二つの資格があると大手企業への就職が有利になります。

たとえば、建築用地買収、分譲マンションの建築、マンション販売、マンション管理と管理人の派遣、投資家の家主に賃貸客の仲介とマネージメント。

以上の仕事を全部やってしまう企業です。

つまり、分譲マンション建築会社であり、同時にマンション管理会社であり、そして同時に不動産会社でもある、知名度の高い会社です。

✔ (ブランド名)マンション(地名)

こういう形式のプレートが入り口に付いた、日本全国にあるマンション

会社名は良く知らなくても、マンション名は見たり聞いたり、ほとんどの日本人が知っている。

そういう会社です。

いずれにしましても、マンションの建築は常に続いており、法的に裏付けがある管理業務主任者の潜在的な需要は高いと言えます。

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