浄化槽検査員とは、浄化槽がその性能を発揮しているか否か、水質の法定検査を実施する国家資格者であり、業務独占資格および必置資格です。
浄化槽検査員は浄化槽法上に基づく、知事指定の検査機関に所属し、法定検査を実施する検査員を指します。
浄化槽法上においては、実務経験が2年以上の検査員とすることとしているが、その認証方法が明確ではないため、日本環境整備教育センターで実施する「浄化槽検査員講習会」を受けることが必須ではないが、望ましいとされています。
浄化槽検査員の取得は、講習が7日間と最後に修了考査の合格が必要です。
浄化槽検査員の仕事内容
2段階の法定検査があり、1.新たに浄化槽を設置、もしくは入替したものを対象とした検査と、2.毎年1回定期的に実施する検査ですが、浄化槽検査員は検査対象の機能が十分に発揮されているかどうかを確認し、行政機関に報告します。
合格率と難易度
浄化槽検査員となる修了考査の合格率は90%程度で、難易度としては簡単なレベルです。
講習の概要
申し込み 講習日程 合格発表 | ① 申し込み:8月上旬から中旬 講習:9月中旬から下旬 ② 申し込み:11月下旬から12月上旬 講習:翌年1月上旬から中旬 ※講習主催者に要確認 |
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試験地 | 東京 |
受験資格 | 次のいずれかに該当し、 都道府県から推薦される 必要があります。 ・浄化槽管理士 ・4年制大学の理学、薬学、工学、 農学またはこれらに相当する 課程を修めて卒業した者。 ・4年制大学を卒業した後、 2年以上浄化槽に関する技術上の 実務に従事した経験を有する者。 ・短期大学もしくは高等専門学校、 または専門学校の理学、薬学、工学、 農学またはこれらに相当する課程を 修めて卒業した後、2年以上 浄化槽に関する技術上の実務に 従事した経験を有する者。 |
講習内容 | 7日間日程の42時間 ① 浄化槽行政(2時間) ② 汚水処理原理(3時間) ③ 構造基準(6時間) ④ 保守点検・清掃(4時間) ⑤ 浄化槽の設置(4時間) ⑥ 外観検査(5時間) ⑦ 水質検査(4時間) ⑧ 書類検査(3時間) ⑨ 総合判定(5時間) ⑩ 総合演習(6時間) ⑪ 修了考査考査(2時間) (浄化槽管理士は1時間30分) |
合格基準 | 講習の受講と修了試験の合格 |
費用 | 119,300円 ※浄化槽管理士で、 初日・2日目が減免され 3日目から受講の場合は、 94,800円 |
免除 | 浄化槽管理士は、初日・2日目の 講習が減免されます。 |
主催 問合せ | 公益財団法人 日本環境整備教育センター 〒130-0024 東京都墨田区菊川2-23-3 電話: 03-3635-4882 |
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