定期運送用操縦士。試験の難易度と過去問

国家資格

定期運送用操縦士( Airline Transport Pilot Licence、略称:ATPL)とは、航空従事者のうちの1つであり国土交通省管轄の国家資格であり業務独占資格です。

路線を定めて定期に運航している日本航空、全日本空輸、その他の定期便の機長となるに必要な最上位の操縦士資格です。

航空業務を行おうとする者は、国土交通大臣の航空従事者技能証明(ライセンス、免許)を受けるために受験し合格する必要があります。

この技能証明を受けた者を「航空従事者」と呼び、その中の操縦士としてのカテゴリには、次の種類の資格があります。

機長職の定期運送用操縦士に至る前に、通常は「自家用操縦士」の資格を取得し、次は順次上位の資格をめざし、「事業用操縦士」「定期運送用操縦士」の資格を取得します。

それに加え2013年に新資格制度が実施され、2017年より業務を開始している「准定期運送用操縦士」という資格があります。

この資格者は旅客等運送(航空運送事業)を行う飛行機であって、操縦に構造上二人を要する機体の操縦を行う資格者の事であり、乗務できる航空機の種類は現在は飛行機のみで、等級や型式による限定もあります。

自分が将来的に(二人の操縦士を要する)大型の旅客機(または貨物機)の機長を目指す場合にこの准定期運送用操縦士の資格を経由して定期運送用操縦士となる方法が、これからは一般化されます。

なお、操縦士の資格は、飛行機、ヘリコプター(回転翼航空機)、飛行船など航空機の種類によって分けられており、 また操縦士として行うことができる業務の範囲も、資格によって異なっています

試験概要

申し込み

試験日
・定期(飛)、准定期(飛)
申し込み:4月上旬~中旬
試験日:5月中旬

・定期(飛)、准定期(飛)
申し込み:5月末~6月上旬
試験日:7月上旬

定期、准定期
申し込み:10月上旬から中旬
試験日:11月中旬

定期、准定期
申し込み:翌年1月末から2月上旬
試験日:3月中旬

要、公式サイト確認
〈問い合わせ先〉
航空局安全部安全政策課 学科試験担当
電話(代表):03-5253-8111
(内線50305)
試験地東京都、大阪市、那覇市、千歳市
福岡市
(上記電話で要確認)
受験資格以下、要航空無線通信士

飛行機

21歳以上、飛行時間1500時間以上の
経験を持ち以下の要件を満たす者。

100時間以上の野外飛行を含む
250時間以上の機長としての飛行

200時間以上の野外飛行

100時間以上の夜間の飛行

75時間以上の計器飛行

回転翼航空機

21歳以上、飛行時間1000時間以上の
経験を持ち以下の要件を満たす者。

100時間以上の野外飛行を含む
250時間以上の機長としての飛行

200時間以上の野外飛行

50時間以上の夜間の飛行

30時間以上の計器飛行
受験料学科試験:5,600円
実地試験:67,400円
試験内容学科試験の合格後に実地試験が
受験できます。

実地試験は、学科試験合格者に対して
2年以内に受験者の受験希望日等を
考慮して試験日が決定されます。

受験者は、実地試験に使用する航空機、
その他の機材等を準備し、資格取得に
必要な年齢および飛行経歴等を
満たしたうえで、受験希望月の前月
15日までに実地試験を管轄する
受付機関に申請書を提出します。

学科(飛行機)
四肢・五肢択一式
空中航法 25問:2時間
航空気象 20問:1時間
航空工学 20問:1時間
航空通信 20問:40分

実地(飛行機)
航空局の試験官が航空機に受験者と
同乗して実際に飛行し、受験者の技量を
見て試験を行います。

運航知識
点検作業
飛行場等の運航
離陸・着陸、緊急時操作・連携
連絡
総合能力等

学科(回転翼航空機)
四肢・五肢択一式
空中航法 20問:2時間
航空工学 20問:1時間
航空通信 20問:40分
航空気象 20問:1時間

実地(回転翼航空機)
航空局の試験官が航空機に受験者と
同乗して実際に飛行し、受験者の
技量を見て試験を行います。

運航知識
点検作業
飛行場等の運航
離陸・着陸、緊急時操作・連携
連絡
総合能力等


学科(飛行船)
四肢・五肢択一式
航空法規 20問:40分
航空通信 20問:40分
航空気象 20問:1時間

実地(飛行船)
航空局の試験官が航空機に受験者と
同乗して実際に飛行し、受験者の
技量を見て試験を行います。

運航知識
点検作業
飛行場等の運航
離陸・着陸、緊急時操作・連携
連絡
総合能力等
合格基準学科試験は科目ごとに、
100点満点の70点以上で合格。
免除科目合格した科目は、1年以内に
行われる試験には免除されます。
主催

問合せ
国土交通省
航空局安全部 運航安全課技能審査係
〒100−8918 東京都千代田区霞が関
2-1-3
TEL 03-5253-8111(内線50136)

東京航空局
〒102-0074
東京都千代田区九段南1-1-15
電話03-5275-9292(内線7516)

大阪航空局
〒540-8559
大阪府大阪市中央区大手前4-1-76
電話:06-6949-6211(内線5217)
定期運送用操縦士の試験概要

過去問

国土交通省、航空従事者等学科試験の過去問のページにリンクです。

リンクについて航空英語能力証明(音声)を除きPDF形式となります。

合格率と難易度

定期運送用操縦士を含む「航空従事者」の学科試験、実地試験の合格率は非公開ですが、その難易度は偏差値表示で65です。

市販の問題集参考書

〔PR〕定期運送用操縦士試験○×式一問一答問題集 Kindle版

「もう少し、知識をまとめたい」あるいは「今までの勉強の整理整頓をしたい」というときに役に立つのが、この一問一答問題集です。

・上の0円表示はAmazonが提供するKindle Unlimited 全てのジャンル200万冊以上が読み放題初めての利用は30日間の無料体験、いつでも解約可能

〔PR〕Kindle Unlimited 30日間無料体験

・いろいろなスマホとPCに対応のKindle無料読書アプリ

〔PR〕Kindle 無料読書アプリ

関連資格

航空従事者の一覧

自家用操縦士

事業用操縦士

准定期運送用操縦士

定期運送用操縦士

航空整備士

航空運行整備士

航空工場整備士

航空通信士

航空士

機関士

総合無線通信士

航空無線通信士

航空特殊無線技士

航空管制官

資格一覧を取得の難易度と偏差値でランキング表示

必置資格のページに移動

業務独占資格のページに移動

ホームに移動

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました