航空通信士。合格率と難易度

国家資格

航空通信士とは、航空従事者のうちの1つで、国土交通省管轄の国家資格(業務独占資格)であって、等級の区分および限定はありません。

ここにおいての航空通信士は、航空従事者として航空機に乗り組み無線設備の操作に行うのに必要な資格です。

ただし操縦士など、航空機に乗り組む運航従事者であって、すでに必要な無線従事者としての国家資格を有する者は、航空通信士の資格を別途に取得する必要はありません。

近年は通信機器の発達により操作系が簡素化され、民間において専任の航空通信士の乗務は無く操縦士が無線通信を行う例が多いのですが、しかし操縦または無線通信に専念しなければいけない業務、たとえば海難救助や捜索などは専任の航空通信士が乗務します。

合格率と難易度

航空通信士の合格率は公表されていませんが、科目合格制度があり、合格通知の日から 1 年以内に実施される学科試験では、申請すれば合格済みの科目を免除できます。

この免除制度を利用する前提で1年または複数年での合格率はほぼ100%に近づきます。

航空通信士試験の難易度としては偏差値表示で52です。

航空通信士の過去問と勉強方法

多くの受験者談として、

「試験に合格するための勉強方法、コツとしては、過去問に重点を置いた勉強方法が非常に有効になります」

という事ですので過去問または模擬問題集の周回が有効です。

公式サイトに置いての過去問は

国土交通省のHP、航空従事者等学科試験解答及び過去問ページです。

試験の概要

申し込み

試験日程
試験日の約2カ月前に公示


申し込み:6月上旬
試験日:7月上旬から中旬


申し込み:2月上旬
試験日:3月中旬
試験地千歳・岩沼・東京・名古屋・
大阪・福岡・宮崎・那覇
受験資格学科試験の受験には資格要件はない

技能証明の申請についての要件は
17歳以上
電波法による無線通信士資格
(第1級総合無線通信士、
第2級総合無線通信士、
航空無線通信士のいずれか)
を持つ者。

 ※電波法の航空特殊無線技士は
航空通信士の技能証明は
申請できないが、
運航従事者資格を有する者に関しては
航空機に乗り組み認められた範囲
での無線設備操作ができる。
試験内容学科試験のみ
一 航空通信(概要)
(全資格共通の問題)
二 航空機の構造(概要)
(「航空工学」を簡易にしたもの)
三 航法
 ・ 航法(簡略な概要)
 ・ 人間の能力及び限界に
   関する一般知識
四 航空気象(簡略な概要)
五 航空法規
 ・ 国内航空法規
 ・ 国際航空法規(概要)
合格基準科目ごとの100点満点の70点以上
受験料5600円
免除操縦士などの運航従事者資格
を有する者であって
第一級総合無線通信士または
第二級総合無線通信士
または
航空無線通信士
無線従事者免許を受けている
者は免除されるため
航空通信士の資格を別に取得する
必要はない。

上記の資格ではなく
航空特殊無線技士の場合は
技能証明を申請できないが、
運航従事者資格を有する者であれば、
航空機に乗り組んで認められた範囲
での無線設備操作ができる。

学科試験において科目合格
制度があり、合格通知の日から
1年以内に実施される
学科試験では、申請すれば
合格済みの科目を免除できる。
主催

問合せ
国土交通省

航空局安全部 運航安全課技能審査係
〒100−8918
東京都千代田区霞が関2-1-3
電話:03-5253-8111
内線50136
航空通信士の試験概要

書籍

Rakuten Books:

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Amazon:

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電子書籍

航空通信士英会話試験対策問題集

※(上のリンク先とそこに記載のコメントが以下ですが、航空通信士ではなく、電波法による航空無線通信士の事と思われます。いずれにしても参考にはなります。)

(以下コメント転載)

航空通信士の英会話試験問題に特化した問題集です。

英会話の試験は、問題の文章が 3 回繰り返し読まれますので、それに対する解答を選択肢の中から選ぶというものです。実際に試験官と会話するようなことはありません。

読み上げ 2 回は普通のスピードで、最後の 1 回は少し早いスピードで読まれます。

問題と問題の間には1分間の間隔がありますので、その間に正当な選択肢にマークをします。

解答用紙には英語の質問事項はかかれていません。

航空通では、英会話の問題は7問ですが、正解が3問未満だと、無条件に不合格になります。

逆に、英会話さえいい点が取れれば英語試験の合格をものにできるということでもあります。

ちなみに、航空通の英語は105点満点で60点以上が合格点。そのうち英会話の配点が35点( 5 点 × 7 問)です。

ポイントとしては When、Where、What などの疑問詞に注意して、何を質問されているのか聞き逃さないことです。

※この本の特徴※パイロットや航空管制官が会話するようなリスニング問題も出題されていますので、航空専門用語の勉強にも強化して詳しく説明してます。

(以上)

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