浄化槽技術管理者とは、受験資格(受講資格)を浄化槽管理士に限定した国家資格であり、必置資格及び業務独占資格で、浄化槽法第10条第2項の規定により501人槽以上の規模の浄化槽を管理する専任の技術者です。
「浄化槽管理士と浄化槽技術管理者の違い」という質問も見うけられますが、両者に業務内容において差は無く、法令により必置資格の対象となる浄化槽の規模の差であって、浄化槽技術管理者が上位資格になります。
講習は3日間20時間からなり、最後に修了考査が実施されこれに合格する必要があります。
合格率
浄化槽技術管理者の合格率は75%程度、以前より合格率が下がっています。
不合格だった場合の再考査(再試験)は可能で、その条件として受講から3年までとされています。
難易度/偏差値
浄化槽技術管理者の試験(修了考査)は4択の問題を1時間で25問、難易度は偏差値表示で54です。
求人と給料・年収
浄化槽技術管理者の求人は多いとは言えませんが、国家資格の中の必置資格(設置義務有り)ですので、確実な需要が有るとも言えます。
どのような規模の浄化槽にも対応できるように、浄化槽管理士の方はこの講習を受講して、浄化槽技術管理者の資格も取得しておくことをお勧めします。
給料・年収に関しては、年収として400万円から500万円程度が浄化槽管理士の時点で多く見受けられ、講習修了者の浄化槽技術管理者は手当等で若干それに上乗せされます。
試験の概要
申し込み 試験日程 | 申し込みと試験日は 地域により異なり 実施先HPを要参照。 |
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試験地 | 宮城、東京、愛知、大阪、 福岡、沖縄 |
受験資格 受講資格 | 浄化槽管理士である事 |
試験内容 | 計20時間 1日目 浄化槽技術管理者の役割 統括管理 2日目 施設管理のための基礎知識 浄化槽のフロー、稼動状況の把握、 管きょ、駆動装置、計測機器 施設管理のための基礎知識 電気設備、新しい排水処理技術 その他装置、汚泥の処理・処分技術 管理技術 流入汚水、単位装置の稼働状況、消毒設備 3日目 管理技術 高度処理、処理水の再利用、 運転管理の留意点と対策事例 システムの補修・改善 データ処理技術 修了考査:1時間、四肢選択式 25問 |
合格基準 | 65%正答率が基準とされるが 試験回ごとの難易度により 基準調整される |
講習費用 受験料 | 56,400円 |
主催 問合せ | 公益財団法人 日本環境整備教育センター 〒130-0024 東京都墨田区菊川2-23-3 電話: 03-3635-4882 |
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