浄化槽設備士になる試験または講習の選択。過去問で独学の合格率と難易度

国家資格

浄化槽設備士とは、浄化槽の工事の現場監督で浄化槽の設置工事における監督・指導が業務です。

浄化槽工事業者(会社)は、法的に営業所ごとにこの浄化槽設備士を置く必要があり、この資格は国家資格でありその中の必置資格および業務独占資格です。

この国家資格を取得するためには、国家試験に合格または講習を修了する二つのうちいずれかの方法です。(その後に免状申請、交付を受けることで資格者となる)

資格取得に至る方法として、難易度が低い方のお勧めとしては、1級または2級管工事施工管理技術検定に合格し施工管理技術者のを取得してから講習を受ける方法です。

試験の合格率

浄化槽設備士になる試験の合格率は19.0%から45.3%です。

年度受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
78118123.2%
令和4年度
2022年
64912319.0%
令和3年度
2021年
70632045.3%
2020年57421537.5%
2019年81522127.1%
2018年80117421.7%
2017年94033535.6%
浄化槽設備士試験の合格率

難易度

浄化槽設備士になる試験の難易度は偏差値表示で55です。

受験資格(試験選択)

試験による資格取得を選択した場合に、次のA、B、Cのいずれかに該当する者が受験資格があります。

A.学歴と必要な実務経験年数

学歴指定学科
実務経験
指定学科以外
実務経験
大学卒業後専門学校
「高度専門士」卒業後
1年以上1年6ヵ月以上
短期大学卒業後
高等専門学校
(5年制)卒業後
専門職大学前期課程修了後
専門学校「専門士」卒業後
2年以上3年以上
高等学校卒業後
専門学校卒業後
(「高度専門士」
「専門士」以外)
3年以上4年6ヵ月以上
浄化槽設備士試験の受験資格

B・1級または2級管工事施工管理技術検定に合格した者。

※技術検定に合格した者とは、第二次検定合格者(管工事施工管理技士)を指し、第一次検定合格者(管工事施工管理技士補)は含まれません。

C.職業能力開発促進法(旧職業訓練法)による技能検定のうち検定職種を1級または2級配管(建築配管作業)とするものに合格した者

ただし、平成16年度以降に2級配管(建築配管作業)に合格した者にあっては、同種目に関し4年以上の実務経験を有する者

※改正前の職業訓練法施行令による「空気調和設備配管」、「給排水衛生設備配管」または「配管工」を含む

※「実務経験」とは、「浄化槽設置工事またはその構造もしくは規模の変更工事」における現場での経験をいい、浄化槽の販売、設計、保守点検、清掃ならびに指導、教育、研究等の業務は入りません。
※「指定学科」とは、省令で定めている学科で、土木工学、都市工学、衛生工学、電気工学、機械工学または建築学に関する学科をいいます。

指定学科の詳細は公式ページ参照

受講資格(講習選択)

1級または2級管工事施工管理技士の資格を有する者。

試験概要

申し込み

試験日

講習日程
試験日
申し込み:4月上旬から5月中旬
学科試験と実地試験:7月上旬

講習
地域により異なるため
下記公式サイトを参照。
試験地

講習地
試験
宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県

講習
東京都、大阪府、福岡県
受験資格上記
試験内容

講習内容
◇試験
筆記(四肢択一式)
① 機械工学・衛生工学等
② 汚水処理法等
③ 施工管理法
④ 法規
実地試験(記述式):施工管理法

◇講習(5日間/37時間)
① 浄化槽法規論(8時間)
② 法規(3時間)
③ 浄化槽の構造・機能(15時間)
④ 浄化槽施工管理法(8時間)
⑤ 浄化槽の保守・点検・清掃概論
(3時間)

講習修了後、1.~5.までの範囲で
効果評定試験がある。
合格基準試験
学科試験、実地試験の両方が
100点満点中60点以上で合格。

講習
規定の課程を修了し、
効果評定に合格した者。
受験料

受講料
試験
22,500円

講習
86,700円
講習教科目一部免除は81,700円
免除講習を選択の場合に
浄化槽管理士の資格を有する者は、
「浄化槽概論」
「浄化槽の保守点検および清掃概論」
講義が免除されます。
主催

問合せ
公益財団法人
日本環境整備教育センター
〒130-0024
東京都墨田区菊川2-23-3

電話 03-3635-4881
国家試験事業グループ

電話 03-3635-4880
講習事業グループ

浄化槽設備士試験のご案内

浄化槽設備士講習のご案内
浄化槽設備士の試験と試験の概要

おすすめ資格取得の方法

浄化槽設備士の資格を取得する方法の一つとして

1級または2級管工事施工管理技士の資格を取得してから講習を受ける方法でが、おすすめです。

その理由としては

・管工事施工管理技士の資格自体に価値がある事

・浄化槽設備士と管工事施工管理技士のダブルライセンスに更に価値がある事

・この方法は資格取得に至る難易度が低いコースである事

管工事施工管理技士1級・2級の合格率と難易度

受験者
受験者

管工事施工管理技士から

浄化槽設備士

人事担当
人事担当

おすすめのコースです

独学の勉強方法

ここにおいてのお勧めは、上記の通り

1級または2級管工事施工管理技士

→浄化槽設備士の講習

まずは管工事施工管理技士になるという前提で

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人事担当
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