昇降機等検査員の合格率と難易度

国家資格

昇降機等検査員とは、登録昇降機等検査員講習を受講・修了し、昇降機等検査員資格者証の交付をうけた者であり、建築基準法第12条の中の規定に基づき昇降機(エレベーター、エスカレーター等)定期検査を行った結果を特定行政庁へ報告する国家資格者(業務独占資格)です。

講習会の実施

講習は、登録昇降機等検査員講習実施機関となっている、一般財団法人日本建築設備・昇降機センターが行います。

10月上旬頃に東京と大阪で実施されますが、詳細は下記の主催者リンク先を参照して下さい。

修了試験の合格率と難易度

昇降機等検査員の合格率は64.4%から77.3%で、試験の難易度は偏差値表示で44です。

年度受験者合格者合格率
令和5年度
2023年
1,15185374.1%
令和4年度
2022年
1,13973464.4%
2021年1,04675372.0%
2020年1,09978771.6%
2019年1,24690172.3%
2018年1,20085571.3%
2017年1,255人970人77.3%
昇降機等検査員、試験の合格率

受講資格

  1. 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学(短期大学を除く。以下単に「大学」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して2年以上の実務の経験を有する者
  2. 学校教育法による短期大学(以下単に「短期大学」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する修業年限3年の課程(夜間において授業を行うものを除く。)を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して3年以上の実務の経験を有する者
  3. 2.に該当する者を除き、短期大学又は学校教育法による高等専門学校(以下単に「高等専門学校」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して4年以上の実務の経験を有する者
  4. 学校教育法による高等学校又は中等教育学校(以下単に「高等学校等」という。)において、正規の機械工学若しくは電気工学又はこれらに相当する課程を修めて卒業した後、昇降機又は遊戯施設に関して7年以上の実務の経験を有する者
  5. 最終学校卒業後、昇降機又は遊戯施設に関して11年以上の実務の経験を有する者
  6. 建築行政(昇降機又は遊戯施設に関するものに限る。)に関して2年以上の実務の経験を有する者
  7. 昇降機又は遊戯施設に関する法令の施行(建築行政を除く。)に関して5年以上の実務の経験を有する者
  8. 前各号と同等以上の知識及び経験を有する者

講習の概要と申し込み

申し込み

試験日
申し込み:6月上旬から7月上旬
WEB講習:9月上旬9月下旬
会場で講習:10月上旬
修了考査:10月上旬
受講資格上記
費用

受講料
受講料:46,200円(テキスト代含む)

修了考査のみ(テキスト含む)
:19,800円

修了考査のみ(テキストなし)
:11,000円

以上各税込
講習内容

試験科目
講習は22.5時間の4日間です。

① 昇降機・遊戯施設定期検査制度
総論(1時間)
② 昇降機・遊戯施設に関する
建築基準法令(昇降機関係)
(3.5時間)
③ 建築学概論(2時間)
④ 昇降機・遊戯施設に関する
機械工学(2時間)
⑤ 昇降機・遊戯施設に関する
電気工学(2時間)
⑥ 昇降機概論(3時間)
⑦ 昇降機・遊戯施設の検査標準
(2.5時間)
⑧ 遊戯施設概論(0.5時間)
⑨ 昇降機・遊戯施設に関する
建築基準法令(1.5時間)
⑩ 昇降機・遊戯施設の検査標準
(1.5時間)
⑪ 昇降機・遊戯施設に関する
維持保全(1時間)
⑫ 修了考査(2時間)
合格基準講習の全科目を受講し、
修了考査30問中、おおよそ20問以上
正解で合格となります。

※科目の免除を受けた方は、
それ以外の全科目)
免除科目建築設備士、建築設備検査員、
特定建築物調査員、防火設備検査員
の資格を有する者は、
「建築学概論」科目の受講免除を
受けることができます。

前年度に全科目の講習を受講したが
修了考査が不合格だった者は、
修了考査のみ受験できます。
合格発表主催者に問合せ
主催一般財団法人
日本建築設備・昇降機センター
〒105-0003
東京都港区西新橋1-15-5
内幸町ケイズビル
電話 03-3591-2423
昇降機等検査員の講習と試験概要

過去問

昇降機等検査員の講習の最後に行われる修了試験の過去問は、主催者サイトのページにおいて抜粋され公開されています。

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