危険物取扱者 丙種の特徴は、求人の需要が多いガソリン、灯油、軽油、重油などが取扱品目になり、試験の難易度が低いので、独学でも十分合格が可能という事です。
そして立ち合い権限に関連してですが、資格を持っていない人が危険物を取り扱う場合は、甲種、乙種の有資格者の立ち合いが必要となりますが、しかし丙種にはその立ち合いの権限がありません。
くりかえしですが、丙種において権限が無いは、無資格者作業への立ち合い権限であって、実際の職場が工場などの場合は、必要な作業の自己完結できる危険物取扱者丙種があればそれで十分というパターンは多くあります。
危険物取扱者丙種、近年の平均的な試験合格率は52%で、試験の難易度は偏差値表示で43ですので、その詳細を下記致します。
丙種の合格率と難易度/偏差値
取扱品目
ガソリン、灯油、軽油、重油など
合格率
危険物取扱者丙種の合格率は50.4%から54.0%です。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和4年度 | 22,044 | 11,252 | 51.0% |
令和3年度 | 22,947 | 11,746 | 51.2% |
令和2年度 | 21,890 | 11,822 | 54.0% |
平成31年 ~令和元年 | 27,523 | 13,879 | 50.4% |
平成30年度 | 30,028 | 15,366 | 51.2% |
※年度=当年4月1日~翌年3月31日
難易度/偏差値
危険物取扱者丙種、試験の難易度は偏差値表示で43です。
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勉強方法と勉強時間
危険物取扱者 丙種試験の合格基準は科目ごとに6割以上の正答率です。
4択の試験方式なのですが、丙種のそれらは常識問題が多いので、テキストは1冊で良く、勉強方法としては、過去問や練習問題とその解説文の熟読に時間配分を割きましょう。
独学の勉強方法として
・数年分の問題集( 過去問・類似問題 )を行い自己採点
・解説文を熟読
・間違い問題の要点をノート記載
・同じ問題集を周回し100点満点に近づける
・その上で初見の問題集または過去問を実行と自己採点し、合格基準点を超えるかどうかで自己の実力を判定する
勉強時間は1週間でも可能と考えますが、余裕を見て1ヶ月としてください
独学の注意点
受験科目は法令(10問)、燃焼(5問)、性消(10問)の3科目なのですが、合格するためにはすべての科目が(科目毎ごとに)6割以上の正答率がですので要注意です。
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試験の概要
資格種類 | 国家資格 業務独占資格、必置資格 名称独占資格 |
---|---|
受験資格 | 受験資格の制限なし。 |
試験の範囲 | 四肢択一:25問/1時間15分 ① 危険物に関する法令(10問) ② 燃焼及び消火に関する基礎知識(5問) ③ 危険物の性質並びにその火災予防及び 消火の方法(10問) |
試験時間 | 1時間15分 |
出題形式 | 四答択一式 |
合格基準 | 試験科目ごとの成績が、 それぞれ60%以上の得点率 |
免除(科目等) | 5年以上消防団員として勤務し、かつ、 消防学校の教育訓練のうち基礎教育又は 専科教育の警防科を修了した者は、 燃焼及び消火に関する基礎知識(5問)の 全部が申請により免除される。 |
問合せ | 一般財団法人消防試験研究センター 中央試験センター 03-3460-7798 |
申し込み | 一般財団法人 消防試験研究センター |
通信講座
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関連資格
危険物取扱者 丙種
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