電気工事施工管理技士1級・2級の合格率と難易度。

国家資格

電気工事施工管理技士とは、国土交通大臣指定の国家資格で業務独占資格です。

2級の第一次検定は法改正により17歳以上で、誰でも受験が可能です。

1級電気工事施工管理技士は特定建設業における「営業所ごとに置く専任の技術者」と現場配置の「監理技術者」。

2級電気工事施工管理技士は、一般建設業の許可の際に必要となる「営業所ごとに配置する専任の技術者」と「建設工事における主任技術者」に指名できます。

電気工事施工管理技士、試験の合格率、難易度など詳細を下記しましたので参照ください。

電気工事施工管理技士1級の合格率

過去の受検状況

第一次検定

電気工事施工管理技士1級、第一次検定試験の合格率は38.1%から53.3%です。

1級第一次検定受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
16,2656,60640.6%
2022年16,8836,45838.3%
2021年15,0017,99353.3%
2020年14,4075,49338.1%
2019年15,0486,12840.7%
電気工事施工管理技士1級、第一次検定の合格率

第二次検定

電気工事施工管理技士1級、第二次検定試験の合格率は53.0%から72.7%です。

1級第二次検定受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
8,5354,52753.0%
2022年7,6854,53759.0%
2021年7,9224,65558.8%
2020年6,7234,88772.7%
2019年8,1145,38266.3%
電気工事施工管理技士1級、第二次検定の合格率

電気工事施工管理技士2級の合格率

第一次検定

電気工事施工管理技士2級、第一次検定試験の合格率は43.8%から58.5%です。

2級第一次検定受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
7,7773,40843.8%
2022年8,0274,46655.6%
2021年8,3594,77657.1%
2020年8,2394,81858.5%
2019年7,5484,23756.1%
電気工事施工管理技士2級、第一次検定の合格率

第二次検定

電気工事施工管理技士2級、第二次検定試験の合格率は43.0%から68.7%です。

2級第二次検定受験者数合格者数合格率
令和5年度
2023年
6,5432,81643.0%
2022年4,7682,94761.8%
2021年5,0823,49368.7%
2020年4,6322,96764.1%
2019年5,2973,24961.3%
電気工事施工管理技士2級、第二検定の合格率

難易度/偏差値

電気工事施工管理技士になる検定試験の難易度は偏差値表示で1級が54、2級が46です。

電気工事施工管理技士試験の概要

資格種類国家資格
業務独占資格名称独占資格
年収平均年収として
500万円台前半
資格取得の
メリット
営業所『専任の技術者』に指名
『監理技術者・主任技術者』 に指名
受験資格下記
試験難易度1級:□□□□□□普通
2級:□□□□□□普通
偏差値1級が54
2級が46
合格率上記
試験形式1級学科(一次)試験
( 令和2元年度 )
午前:2時間30分
午後:2時間 四肢択一式
出題92問から60問を選択
1問1点、60点満点

1級実地(二次)試験
( 令和2元年度 )
3時間
全問 記述形式 出題5問

2級学科(一次)試験
令和元年度・前期は
2時間30分
全問 四肢択一式のマークシート
出題64問から40問を選択して解答

2級実地(二次)試験
2時間 全問 記述形式 出題5問

試験内容
第一次検定

・電気工学等の知識
(1)電気工学、電気通信工学、
土木工学、機械工学及び
建築学に関する知識
(2)発電設備、変電設備、
送配電設備、構内電気設備等に
関する知識
(3)設計図書に関する知識

・施工管理法の知識
施工計画の作成方法及び工程管理、
品質管理、安全管理等工事の施工の
管理方法に関する知識
1級:監理技術者補佐として
必要な知識

施工管理法、能力
施工計画の作成方法及び工程管理、
品質管理、安全管理等工事の施工の
管理方法に関する知識
1級:監理技術者補佐として
必要な知識

・法規の知識
建設工事の施工に必要な法令に
関する知識

第二次検定

・施工管理法の知識
監理技術者又は主任技術者として、
施工の管理を行うために必要な知識

・施工管理法、能力
監理技術者又は主任技術者として、
設計図書で要求される電気設備の
性能を確保するために設計図書を
理解し、電気設備の施工図を作成し、
必要な機材の選定、配置等を行う
ことができる応用能力
合格基準各級、一次、二次共に
満点中、60%以上の得点で合格
願書受付
期間
1級一次
1月下旬~2月中旬頃
1級二次
一次免除者:
1月下旬~2月中旬頃
当年度一次合格者:
7月中旬~7下旬頃

2級前期試験
一次検定のみ試験
1月下旬~2月中旬頃まで

2級後期試験
一次・二次 / 一次のみ / 二次のみ
学科・実地検定、実地のみ試験
インターネットでの申し込みは
6月下旬~7月中旬頃まで
試験日程1級
一次検定6月
二次試験10月

2級
一次検定
6月

一次検定と二次検定
11月

※変更もあるため公式サイトを
参照してください
試験地全国各地、公式サイト参照
合格発表・1級
一次検定 7月中旬頃
二次検定 翌年1月下旬頃

・2級
7月上旬頃、11月上旬頃

一次検定二次検定
翌年1月下旬頃
受験料1級
第一次検定:13,200円
第二次検定:13,200円

2級
第一次・第二次検定(同日受検):
13,200円
第二次検定のみ:6,600円
第一次検定のみ:6,600円
問い合わせ一般財団法人
建設業振興基金試験研修本部 
03-5473-1581
公式サイト一般財団法人建設業振興基金
電気工事施工管理技士 試験の概要

令和3年創設の施工管理技士補

以前は第二次検定(以前の実地)に合格が必須でしたが、新試験においては、第一次検定の合格で「技士補」となります。

2級施工管理技士が1級の第一次検定に合格すると「一級技師補」となり、条件を満たした2つの現場を兼任、特例監理技術者(兼務が認められる監理技術者)の仕事が可能です。

このような法的制限に対し対処できる会社側から見て重要な人材になります。

受験資格。学歴と実務経験年数

以下は受験資格。学歴と実務経験年数の詳細です

1級電気工事施工管理技士の受験資格、学歴と実務経験年数

2級電気工事施工管理技士の受験資格、学歴と実務経験年数

過去問とテキスト

近年の改正に伴い参考書など書籍は、最新のものを推奨します。

〔PR〕電気工事施工管理技士 過去問とテキスト1

〔PR〕電気工事施工管理技士 過去問とテキスト2

学校・通信講座・スクール

電気工事施工管理技士を目指す方々の場合は、

「時間が取れない」

「効率的な学習をしりたい」

このような意見が多いのですが、この場合は実績がある施工管理技士の試験に特化した教育で、無駄な時間を無くすことが合格の早道ですので

①施工管理技士資格試験の受験対策通信教育講座「独学サポート事務局」をお勧めします。

〔PR〕

②JTEXは40年の実績、利用企業4万社以上、累計受講者数200万人突破

〔PR〕技術講座専門のJTEX

参考書など

この段落内はプロモーション(PR)です。

電気工事施工管理技士の電子書籍kindle本

・上の0円表示はAmazonが提供するKindle Unlimited 全てのジャンル200万冊以上が読み放題初めての利用は30日間の無料体験

Kindle Unlimited 30日間無料体験

その後の会員登録の取り消し

・いろいろなスマホとPCに対応のKindle無料読書アプリ

Kindle 無料読書アプリ

・AmazonのオーディオブックAudible。無料体験期間で聴き放題。

Amazon Audible30日間の無料体験

その後の会員登録の取り消し

関連資格

建築施工管理技士(1・2級)
土木施工管理技士(1・2級)
・電気工事施工管理技士(1・2級)
電気通信工事施工管理技士(1・2級)
管工事施工管理技士(1・2級)
造園施工管理技士(1・2級)
建設機械施工管理技士(1・2級)
関連記事、施工管理技士の難易度一覧

建設業/建築の資格一覧

資格難易度ランキングに移動

必置資格のページに移動

業務独占資格のページに移動

ホームに移動

タイトルとURLをコピーしました